〔官報号外 昭和二十一年十一月十六日 による〕
◎内閣訓令第七号
各官庁
当用漢字表の実施に関する件
従来、わが國において用いられる漢字は、その数がはなはだ多く、その用いかたも複雑であるために、教育上また社会生活上、多くの不便があつた。これを制限することは、國民の生活能率をあげ、文化水準を高める上に、資するところが少くない。
それ故に、政府は、今回國語審議会の決定した当用漢字表を採択して、本日内閣告示第三十二号をもつて、これを告示した。今後各官庁においては、この表によつて漢字を使用するとともに、廣く各方面にこの使用を勧めて、当用漢字表制定の趣旨の徹底するように努めることを希望する。
昭和二十一年十一月十六日
内閣総理大臣 吉田 茂
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