常連局を見直そう

 現在では日本のBCLの多くは“毎日入感する放送を聞く”ことから卒業し、“ちょっとした珍局を受信する”段階に来ていると思われます。それはとてもすばらしいことです、しかし、毎日入感する、いわゆる常連局はもう見捨てられ、反対にそれらが“混信局だ”と悪口さえたたかれているということを時々耳にします。

 珍局を受信しようとする人達には確かにジャマかもしれません。しかし、たとえば、日本のBCLはRAEが毎日感度良好に入感してくれれば……と考えているでしょう。それは、むしろ当然のことです。ところが、もしもRAEが毎日良好に入感しはじめたら、3日間ほど聞いてレポート出してそれっきり、というのがオチではないでしょうか。

 現在、混信局と言われている局も、はじめはRAEみたいな局だったのかもしれません。ぼくは、常連局をここでもう一度見直してもらいたいと考えるのです。