ウェブサイトのトップページへ

日本イェイツ協会とは

最もきれいにまとまった紹介文は、10年以上前になりますが、中央大学松村賢一研究室に事務局があったころの入会案内に載せられていた「日本イェイツ協会について」と題された一文でしょう。以下そのまま引用します。


 日本イェイツ協会はW.B.イェイツ生誕100年にあたる1965年に設立されました。第1回大会は同年6月12日と13日(イェイツの誕生日)の2日間にわたって早稲田大学文学部で開催され、総会において、会長に尾島庄太郎氏、顧問に西脇順三郎、深瀬基寛、山本修二の3氏が就任し、25人の俊英が委員となりました。それからもう30年の歳月が流れ、多くの研究者が刺激しあいつつ、この豊かな水脈から多大な恩恵を受けてきました。

 『日本イェイツ協会会報』第1号(昭和41年4月10日発行)の編集後記に、「最後の希望は、設立趣意書にうたわれている、イェイツを主軸としたアイルランド文学、現代英詩の研究が、たくましく豊かに実をむすぶことにある」と故大沢実氏は書いています。以来、内外の学者の講演やすぐれた研究発表、シンポジアが日本イェイツ協会を豊かなものにしています。これまで発表されたテーマをいくつか列挙しますと−イェイツをめぐる考察、イェイツとシング、イェイツとアーノルド、イェイツとシェイクスピア、イェイツとギリシア劇、イェイツと能、イェイツとパウンド、イェイツとシェリーといった比較考察、シング、キーツ、ディラン・トマス、アーノルド、ブレイク、コールリッジ、T.S.エリオット、デイ=ルイス、ジョイス、パウンド、ウィリアム・カールトン、ショー、ワイルド、シェイマス・ヒーニーなど多数。シンポジアムでは、Irishnessを探ったり、イェイツの特定の作品を読んだり、司会・構成の担当者によってさまざまな工夫がこらされています。日本イェイツ協会は現在のところ、イェイツを中心にアイルランド文学全般を研究対象と考え、使用言語は原則として日本語です。

 内外の学会とも連絡を密にしています。国内では特にIASAIL-Japanや日本ジョイス協会、海外ではSligoのYeats International Summer Schoolをはじめアイルランド、アメリカ、カナダ、インド、韓国などの学会と学術交流をしていきます。 (1994年10月)


いかがでしょうか。さらに年月を経て、上の文の『日本イェイツ協会会報』は『イェイツ研究』となり、会報は別に「ユニコーン」として刊行されるようになりました。友好関係にあるIASAIL-Japan(国際アングロ・アイリッシュ文学協会日本支部)はIASIL Japan(国際アイルランド文学協会日本支部)としてやはり発展を遂げています。日本ジェイムズ・ジョイス協会の活動も盛んです。日本イェイツ協会は、その他日本アイルランド協会の学術部などとともに、日本のアイルランド学の拠りどころのひとつとなっています。 2008年秋以降、協会事務局は 〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台1-1 城西大学語学教育センター 小堀研究室 に置かれ、年会費として5000円を頂戴しています。

なお、2009年、委員が改選されました。その結果、現在、事務局、委員会等の構成は次のとおりになっています。

 会 長  松村賢一
 事務局 小堀隆司(事務局長) 海老澤邦江 薦田嘉人 伊達恵理
 会 計  伊達恵理

 委 員  浅井雅志  荒木映子  池田寛子  岩田美喜   海老澤邦江
      及川和夫  大野光子  岡室美奈子 奥田良二   木原謙一
      木原誠    河野賢司  小堀隆司   薦田嘉人   佐藤容子
      伊達恵理  伊達直之  谷川冬二   栩木伸明   虎岩直子
      虎岩正純  中尾まさみ 萩原眞一   長谷川弘基 羽矢謙一
      藤田佳也  松田誠思  松村賢一   眞鍋晶子   三神弘子
      山崎弘行

 編集委員 谷川冬二(編集委員長) 浅井雅志  海老澤邦江 木原謙一
      長谷川弘基  三神弘子

日本イェイツ協会会則