食事の時間をともにしながら
子どもたちと喜びを共有できる
神戸市北区にある幼保連携型認定こども園「山のまち」は、木のぬくもりあふれる、広々とした造りの認定こども園。のびのびと活動できるプレイルームや開放的な園庭を備え、年齢や発達に応じた保育が行われています。集まっているのは、0歳児から5歳児までの子どもたち。ここに勤める管理栄養士の仲麻奈実さんは、離乳食も含め、毎日のおやつやお昼ごはんを担当しています。「栄養価を考えながらバランスのとれた献立を作成し、調理師らと協力しながら、園内の厨房で調理もしています。ただ提供するだけではなく、同じ場所で一緒に食べるので、反応がダイレクトに返ってくるのですが、子どもは味の感想も正直。『おいしい!』という喜びはもちろん、苦手なものが克服できた喜びも共有できて、うれしくなります。」(仲さん)