農林水産省は、和食文化の保護・継承に関わる企業・団体と協力して、
和食文化の魅力を様々な視点から若者・子育て世帯に発信し、
和食文化に対する興味・関心を高める「行くぜっ!にっぽんの和食」キャンペーンを立ち上げました
甲南女子大学人間科学部生活環境学科は、この事業に賛同し参加しています
そこで、濵口ゼミでは、和食を受け継ぐ意識を高め・行動変容につなげることを目的とし、
和食文化の学びを深める「学習編」、その学びを生かして後進者に和食の実習指導を行い主体性を育む「伝承編」、
手軽に調理できる和食の献立や、和菓子を考案する「実践編」の
3ステップからなるオリジナルの「和食文化継承プログラム」を開催しています
6月27日は、濵口ゼミ3年生ゼミ対象の「学習編」2回目を開催しました
前半は、和食文化継承リーダーに認定された 4年生3人が
「和食のだしの素材・だし殻の活用について」、「和食を支える箸について」、「和食の特徴であるお茶について」について、
後輩に向けて解説を行いました
1年後に先輩のようになりたいと憧れや尊敬の念を込めた視線を送りながら、しっかり学んでいました
後半は、濵口先生の指導のもと、だしの素材の違いによるうま味の味わい体験を取り入れた調理実習を行いました
メニューは、鍋で炊くご飯、みそ汁(いりこだし)、すまし汁(昆布とかつお節の合わせだし)、だし殻を用いた惣菜作りでした
農林水産省 近畿農政局 消費・安全部 消費生活課の方も見学に来られ、ご講評をいただきました
次回は、いよいよ学びを生かして、中高生を対象に「伝承編」を開催します
学生は、しっかりと和食を伝承する意義を感じていました