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学科日誌 総合子ども学科

総合子ども学科 Real Voice Online Vol1 4年生Kさんへのインタビュー

総合子ども学科では、在学生や卒業生の生の声(Real Voice)を通じて、学科の魅力を発信していきます。第1回は、4年生Kさんにお話を伺いました。(聞き手・編集:相澤・総合子ども学科教員)

相澤 総合子ども学科を志望した理由って何でした?

Kさん 一人暮らしがしたくて、県外を考えていて。(Kさんの実家は兵庫県に隣接する府県)

相澤 地元は考えなかったの?

Kさん 外に出ることだけ考えていました。上のきょうだいが県外で一人暮らしをしていたので、あこがれがあって。一人暮らしって、お金もかかりますけど、奨学金がとれたり、指定校推薦が取れたりして、甲南女子大学の総合子ども学科に進学しました。

相澤 最初から甲南女子大学志望だった?

Kさん 神戸か京都がよくて。ネットでいろいろ見て決めたんですけど、甲南女子はお嬢さんっぽいイメージがあって、お母さんが「あなた大丈夫?」って心配してました笑

相澤 実際に甲南女子に入って、どうでした?

Kさん 入学するまではお嬢様ばかりかと思ってたけど、実際には全然そんなことなくて。同じように「お嬢様ばかりだったらどうしよう」って心配していた子も、周りに結構いました。

相澤 大学入って、初めての一人暮らしは大変でしたか?

Kさん 入学した年の1年生の前期は、コロナでオンライン授業ばかりで、一人暮らしが寂しくてしんどかったです。でも、1年後期からは対面の授業が増えて、友達もちょっと増えて。

相澤 大学の新しい友達って、どういうふうにできたの?

Kさん 英語の授業とか、学籍番号が近い人同士で仲良くなりました。オンラインの時は、二人ずつで話す機会があって、連絡先を交換したりしました。後期になって、顔を知ってる人に対面で会って、仲良くなって。

相澤 オンラインでつながった人と、リアルで会えたら嬉しいよね。

Kさん 私、人の顔と名前を覚えるのが特技らしくて。Zoomの授業って、受講者の顔と名前が表示されるので、一生懸命顔と名前を覚えたんです。後期になって、初めてリアルで会って、向こうは私のこと覚えてないけど、自分は相手の名前も顔も覚えてるみたいな笑

相澤 総合子ども学科に入って、もう4年生になって、既に就職先も幼稚園が決まっているよね。幼稚園の先生になろうと思った理由って何だった?

Kさん お母さんが、子どもたちに勉強を教える仕事をしていて、自分もそこに通っていたので、子どもに関わる仕事っていいな、と思ってました。お母さんが教えていた場所は、1,2才から高校生まで来てたところで、最近だと外国の人も、日本語を習いたいって通ってきたりしてました。

相澤 お母さんというロールモデル(憧れ)があって、子どもに関わるのが楽しいって思えたんですね。大学の授業はどうだった?

Kさん 実は、実習に行くまでは、幼稚園の先生になりたくなかったんです。思っていたより責任がある仕事だと実感して、自分には向いてないと思ったんですけど。。

相澤 確かに大変な仕事のイメージがあるよね。でも、がんばろうって思うきっかけがあった?

Kさん 実習行ったらとっても楽しくて。

相澤 よかった!

Kさん 実習の時に、フェルトで恐竜の形の名札を作って付けてたんですけど、子どもたちがそれを欲しいって言ってくれて。実習の間に、クラスの13人の子どもたちの好きな色を聞いて、同じ恐竜のネックレスみたいなものを作って、最終日にメッセージを書いて配りました。子どもたちがものすごく喜んでくれて、とっても嬉しかったです。

相澤 実習園は公立幼稚園だったけど、就職先として、公立の幼稚園は考えなかったの?

Kさん 公立の幼稚園は異動があるので、私は1つのところで長く働きたくて。

相澤 私立の幼稚園に就職を決めたけど、何か決め手があった?

Kさん 説明会に行って、いろいろな園の資料を見ました。行きたかった園があったけれど、最初は「今年の求人はゼロ」って書いてあって。それでも、その説明会で園長先生とお話して、連絡先を渡したら、向こうから連絡がきました。

相澤 すごく積極的にがんばったんですね。そして、人を見る目がある園長先生と出会えてよかった!笑 大学生活もあと少しですけど、一番楽しかった思い出って何ですか?

Kさん 今やってる学童保育のバイトです。この前、子どもがたまたま一人しか来ない日があって、最初は「一人で寂しいな」って言ってたんですけど、最後は「先生が独り占めできてよかった!」って言ってくれて、ものすごく嬉しくて。もっと早くから学童保育のバイトをしてたらよかったって思ってます。

相澤 子どもにとっても最高の時間が過ごせたってことですね!大学生活も残り少なくなってきましたが、充実した時間を過ごしてください。どうもありがとうございました。

END

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