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  • 2025.01.28
  • スケート部

スケートと衣装制作、「好き」をカタチに。

大学生活を送りながら、フィギュアスケートと衣装デザインに情熱を注ぐ学生がいます。生活環境学科4年生/スケート部の比嘉桜子さんにお話を伺いました。

比嘉さんは小学校5年生の冬、友人の誘いをきっかけにスケートを始めました。ソチ五輪が開催された頃で、陸では味わえない疾走感に魅了されたといいます。その後、中学、高校を経て、大学生となった今もその楽しさは変わらないとのこと。学外リンクを貸し切ってのびのびと滑れるなど、甲南女子大学ならではの練習環境が、「楽しさ」を後押ししてくれていると語ってくれました。

現在、比嘉さんはスケート部の主将としてチームをまとめています。「スケートが楽しいと思えること」を大切にし、部員がのびのび活動できる環境づくりを意識しています。個人競技でありながらも部活としての一体感を重視し、新入生歓迎活動にも力を入れるなど、部員同士の絆を深めています。

また、幼い頃からビーズといったキラキラしたものに興味があったという比嘉さん。大学への合格を機に、高校3年生の秋頃からフィギュアスケートの衣装制作に関心を持ち、挑戦するようになりました。国内外から取り寄せた素材を使い、例えば、同じ“青色”でも異なる質感やグラデーションを工夫するなど、細部までこだわった作品を生み出しています。衣装を着て試合に臨む際には、自信や感謝の気持ちが湧くと話してくれました。

生活環境学科では衣分野のゼミに所属し、甲南女子大学での4年間の学びの集大成として、卒業研究は「氷上映えするフィギュアスケート衣装の提案」をテーマに取り組んでいます。卒業後も衣装制作を続けていきたいと話す比嘉さん。後輩からの制作依頼にも応えながら、スケート以外のジャンルにも挑戦し、さらなる成長を目指す姿が印象的でした。

「スケートと衣装作成を通じて、自分自身が成長できた」と振り返りながら、忙しい中でも先輩後輩とのつながりに支えられ、タイムマネジメント力が磨かれたことも自信につながったと言います。そして、「スケートは本当に楽しく、やりがいがあります。少しでも興味があればぜひ挑戦してみてほしい」と後輩や新入生へのメッセージを送ってくれました。

比嘉さんにとってスケートと衣装制作は「自分らしくいられるもの」。これからも自分の「好き」を大切にしながら、前向きに挑戦し続ける姿を応援しています。

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