甲南女子大学 ブログコレクション

甲南女子大学

学科日誌 生活環境学科

講演会「南仏プロヴァンスの布に魅せられて」

7月10日(火)に行われた講演会の様子をご紹介します

テーマは「南仏プロヴァンスの布に魅せられて」

講師の先生は、
生活環境学科の大学パンフレットの撮影でもお世話になった、
L'etoffe(レトッフ)代表の中松加恵氏です

以前学科日誌でご紹介した、日傘作りの際にも
布選びなど、お世話になりましたよ

 ※以前の学科日誌へはこちらから
  「大学案内パンフレットの撮影!」
  「日傘作りにチャレンジ!」


今回ご紹介いただいたのは、
南仏プロヴァンス地方で生まれ、長く受け継がれてきた伝統的な布地で、
植物や昆虫をモチーフにしたプリントが特徴的です

「ソレイアード」はその代表的なテキスタイルブランドで、
様々な色やモチーフの布が作られ、
日本に入ってきているだけでも200種類
毎年新しいプリントが出ており、
「Lacrima(涙)」と名付けられた柄は今年の新作だそうです

種類が豊富なソレイアードのプリントの中でも、「おしろい花」という柄は、
あのピカソが着ていたということで人気があるそうです

「海外では、日本よりも手作りが高く評価されている」とのお話もいただきました

最近は、流行の服が安く簡単に手に入りますが、
心惹かれる布に出合い、時間をかけて、
自分にピッタリのサイズやデザインのものを作り、
大切に使えば、暮らしが豊かになりますね


パワーポイントでたくさんの作品を見せていただいて、
さらに、実物の布や食器などもお持ちくださいました
とても素敵なテーブルコーディネートをしてくださいましたよ

学生は、間近で見て触れることが出来て、
より学びと感動を深めることができたようです


学生の感想文には
『ソレイアード生地の一つ一つに名前があり、意味が込められていて愛おしくなる』
『好きなことを仕事にしていると、つらいことや嫌だと感じることが割り切れないのでは
  と思ったが、中松さんは、はっきりと「ない」とおっしゃっていたことが印象的だった。』
『私の母は手芸が好きで、今日のこの話を聞かせてあげようと思った。
  一緒に手作りを楽しみたい。』
など、書かれていました

ソレイアードの魅力、手作りの面白さを時間いっぱい学ぶことができました

初心者の方も、講演会を聞き終えて、
何か手作りを始めたくなったのではないでしょうか

岡本にあるL'etoffe(レトッフ)は学校帰りに立ち寄りやすい場所にあるので、
自分だけのお気に入りの生地を探しに行ってみて下さいね

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