みなさま、こんにちは。
文化社会学科コモンルームです
朝晩は少しずつ寒くなり、冬の訪れを感じ始めました。
第9回文化社会学科講演会は「生きものに触れてもらう」―「海遊館」「ニフレル」という空間づくり
今回は、株式会社 海遊館 ニフレル事業部より西前 綾子さんにお越しいただきました。
2015年に開館した「ニフレル」は生きているミュージアムです。
動物園や水族館を超える空間の構成と運営を中心にお話をうかがいました。
ニフレルは“いろ”や“かたち”といった一つ一つの生きものの個性を切り取って、各ゾーンを構成されているそうです。
今後も新しいゾーンが登場する予定で、常に進化を続けているミュージアムであることがよくわかりました
また、床や壁の色など、空間すべてでテーマを感じ取れるようになっていたり、生きものが快適に過ごすための水にもこだわっていたり、注目して見られるポイントがたくさんあることも教えていただきました
西前さんは、プロモーションを担当されていて、広報、広告宣伝、販売促進や、マスコミに向けた情報発信などを行っていらっしゃいますが、
最後には、お客様から届いたお礼のお手紙についてお話ししてくださいました。
生きものの飼育を担当している「キュレーター」のお仕事は、お客様との関わりが多く、
広報のお仕事は、お客様との関わりがないというイメージがありましたが、人と人は様々なかたちでつながることができると感じました