甲南女子大学 ブログコレクション

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学科日誌 生活環境学科

【中野ゼミ】神戸市水の科学博物館で環境教育

11月17日(日)中野ゼミ3年生のメンバーが
神戸市水の科学博物館で環境教育を行いました。
今回のテーマは「海洋プラスチックごみ問題」

海洋プラスチックごみ問題は、
本年6月に大阪で開催されたG20でも大きなテーマとなったものです

プラスチックはとても便利な材料として
生活の中で大量に使われていますが、
海岸などにポイ捨てされたりすると、細かいごみとなって海に流され、
いつまでも海の環境を汚染し続けます

その結果、海に住む生き物が
プラスチックのごみを間違って飲み込むなど、
生態系に悪影響を与えることが国際的な問題となっています。

特に5㎜以下のマイクロプラスチックは、
有害物質を吸着しやすく、生物の体内に蓄積されれば
重大な被害につながる恐れがあります。

こうした問題を子どもたちにもわかってもらうために、
最も日常的なプラスチックである食品トレーを使って
ごみとしないでリサイクルする方法を説明しました

エコ工作としては、クリスマスやお正月が近いこともあり、
トレーを使ったスタンプづくりに挑戦してもらいました。
油性のマジックでトレーに絵を描くと、線を描いた部分がへこむので
簡単にスタンプをつくれます

あまりにも簡単にできるので、
スタンプづくりができた子どもたちには、
せっけんづくりにも挑戦してもらいました
(これは海洋プラスチックごみ問題とは関係ありません)。

できあがったせっけんは冷凍用保存袋に入れて
持って帰ってもらいました。
ちょうど、お父さんの誕生日だった子どもがいて、
お父さんへの感謝の気持ちを書いて
せっけんをプレゼントすると言っていました
「今日は来て楽しかった」と袋に書いてくれた子どももいました

それを聞いた学生の方がうれしくなってホロリときました

目的とは違ったところで交流の効果がありましたが、
とてもよい経験になりました

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