みなさま、こんにちは。
文化社会学科コモンルームです
第11回目は「消しゴムを開発する―文具専門会社の仕事」
今回は、株式会社シード 営業部 商品開発課より、河行 愛子さんにお越しいただきました。
シードは大阪にある消しゴムを中心とした製品を製造する文具メーカーですが、
新製品の「クリアレーダー」が完成するまでの過程について、お話をしていただきました。
同社は4年前に創業100周年を迎え、また、『青いケースの消しゴム』で親しまれている「レーダー」は、昨年、発売50周年を迎えました。
記念すべき100周年に「何か作ろう」ということで、クリアレーダーは誕生することになりました
河行さんは、パッケージのデザインを担当されていて、デザインのポイントや工夫されている点を教えてくださいました。
通常の青いパッケージと比較すると、デザインが異なる部分が多く、驚きました。消費者にとって、商品を試すことができない場合、購入の決め手となるのはパッケージです。どのようにデザインすれば、クリアレーダーの透明感を表現できるのか、時間をかけて、考え抜かれたデザインであることがよくわかりました。
消費者を惹きつけるものを作るため、様々なことに目を向け、日々アイデアを生み出し続けている河行さん熱い思いの伝わる講演会でした