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学科日誌 メディア表現学科

第12回メディア祭「仮想空間をキャンバスに描くVRアートの現在 VRアーティストせきぐちあいみ」をオンラインで開催しました

12回目のメディア祭「仮想空間をキャンバスに描くVRアートの現在 VRアーティストせきぐちあいみ」をオンラインで開催しました

ゲストはVRアーティストのせきぐちあいみさん。
VRアートとは仮想空間内で立体の絵を描く作品のことで、鑑賞者はヘッドマウントディスプレイなど機器を装着して、仮想空間内で作品の世界に没入できる点が大きな特徴です。
せきぐちあいみさんは3Dペイントアプリを使ってVR空間に絵を描くライブパフォーマンスを行っており、現在世界的に注目されているVRアーティストです。

今回のオンラインレクチャーでは、せきぐちさんがVRアートを始めたきっかけや活動内容・制作環境についてお話いただきました。VRアートを詳しく知らない参加者にも新しい表現方法としてとても興味深いお話を聞くことができました。またNFTについてもレクチャーいただき、これまであまり評価されてこなかったデジタルアートの価値についてもNFTというプラットフォームの存在によってVRアーティストを目指す学生が将来的に希望を持てる開かれたフィールドだと感じました。

参加者との質疑応答の時間では、女性同士ならではの悩みの相談にも乗って下さり、業界での立ち位置や表現者としての考え方をざっくばらんにお話しいただいたのは別の参加者にも考えさせられる時間になりました。
他にもVRアートだけに関わらず、VRアート普及のためのアーティストとしての心構えやアーティストになる前の時期にどのように向き合っていたかなどのアドバイスはとても参考になる話ばかりでした。

今回のイベントでは実際にVRアートを体験することはできなかったのですが、今後せきぐちさんのVRパフォーマンスを間近で見せていただきたいという話が出たり、高尾先生によるVRデバイスを使用してVRに関連するアプリを体験するイベントの開催も予定され、今後の展開もますます楽しみになりました

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