映像表現研究ゼミには毎年恒例の行事があります。MBS毎日放送のスタジオ見学です。6月17日、池谷先生の引率で5名の3年ゼミ生がMBSを訪問。生放送の「よんチャンTV」をオンエアー直前の準備段階から見学しました。
ゼミ生たちはほかにもプロンプターを使ってニュース原稿を読む体験をさせてもらったり、番組制作をコントロールする副調整室(サブ)にお邪魔して生放送の緊張感を味わったり、10キロ近いENGカメラを担がせてもらって、3本の指でピントやズーム、明るさを調整するプロの技に挑戦したりしました
災害報道で活躍するドローンを特別に室内で飛ばしてもらったときは、ユーモラスな動きに「かわいい!」という歓声が上がりました。
ゼミ生たちはそれぞれが2年かけて30分程度の卒業制作の映画をつくります。それだけにテレビのプロフェッショナルたちの動きは驚きの連続のようで、憧れや尊敬の眼差しで見つめていました
自分も撮影や編集をはじめたので他者にカメラを向ける難しさはよくわかります。
技術の問題だけでなく被写体との関係づくりなど、生きた学びが詰まった濃密な時間となりました。このスタジオ見学がきっかけでテレビの仕事を志すゼミ生も多く、今年の卒業生はなんと7名中5名が東京や大阪の番組制作会社に就職しています。彼女たちの今後の活躍が楽しみでなりません。
MBSのスタジオ見学は今回で5年連続。今年も報道情報局の池﨑光恭センター長が忙しい合間を縫ってみずから案内してくれました。
そればかりか番組制作のやりがいや大変さもわかりやすくレクチャーしてくださり、ゼミ生にとってはテレビの仕事に具体的なイメージを持つ、またとない機会となりました
池﨑さん、そして「よんチャンTV」のスタッフのみなさん、ありがとうございました第2陣の5名もよろしくお願いします