個性をのばし、チームが輝く
甲南女子大学の
全員発揮型の
「新リーダーシップ」教育。

教えて!
あなたらしい
あなたらしい
「新リーダーシップ」って
なんですか?
これから活躍するのは、自分の得意なことや強みを発揮して社会で役立つことができる人。
人の話を聞く、メモを取る、人に伝える、そんな何気ない行動も、世の中の誰かのためになる役割を持っています。
甲南女子大学では、学生全員がそれぞれの強みを活かして自分らしく活躍できる全員発揮型の「新リーダーシップ」教育に力を入れており、自律した女性の育成をめざしています。
自分の強みを活かして
「新リーダーシップ」
を発揮し、
社会で自律できる人材へ

これからの時代のリーダーシップは「先頭に立ってチームを引っ張る」ことだけではありません。
チームの目標を共有して臨機応変にそれぞれの強みを活かし、自分らしいリーダーシップをメンバー全員が発揮することが求められるようになりました。
チームの目標を共有して臨機応変にそれぞれの強みを活かし、自分らしいリーダーシップをメンバー全員が発揮することが求められるようになりました。
すべてのメンバーが、
チームの目標を共有し、
臨機応変に
自分の役割を果たすこと。

リーダーシップは“チームの目標を達成するために他のメンバーに及ぼす影響力”。リーダーという役職や権限に関わらず、全員が発揮すべきだという考え方が広がりつつあります。
こんな行動も
全員発揮型の
「新リーダーシップ」!
あなたの
ありのままの「良さ」や
「得意」が
強みになる!
ありのままの「良さ」や
「得意」が
強みになる!
なぜ?
全員発揮型の
「新リーダーシップ」
が必要なのか
変化が激しく先の読めない時代
変化が激しく、未来を予測するのが難しい時代には、1人のリーダーがメンバーを引っ張るだけでなく、メンバー全員がそれぞれの強みを活かしてチームに貢献することが必要になります。
インクルーシブ※な社会で
求められる能力
大学を卒業したばかりの新社会人でも、チームで協力しながら仕事を進めるプロジェクトに関わることが増えています。現代の組織では、さまざまな考え方や経歴を持つ人たちが一緒に働くようになり、お互いを尊重しながら力をあわせ、成果を出すことが求められるようになっています。
※インクルーシブ:会社や社会において多様な人材が互いに尊重され、それぞれが能力を発揮できている状態。
学部学科を超えて全学生が履修できる
学部横断の学び全員発揮型の
「新リーダーシップ」
教育
希望する新入生全員が履修できます。
成長できる甲南女子大学の
実践型の
「新リーダーシップ」教育

実践的なプロジェクト型の授業を通じて、リーダーシップを開発します。授業では、プロジェクトの成果だけでなく、チームづくりや、振り返り・相互フィードバックといったプロセスを重視します。
授業の流れ

「新リーダーシップ」を身につける
授業のしくみ
「新リーダーシップ」を“チームの目標を達成するために他のメンバーに与える影響力”と定義するなら、すべての学生はすでにリーダーシップを発揮しているといえます。
しかし、自分の行動が周りに与えた影響は、なかなか自分では気づけません。
そこで、グループワークの直後に振り返りと相互フィールドバックを行い、無意識の行動がチームにどんな影響を与えたのかを知る機会をつくます。
しかし、自分の行動が周りに与えた影響は、なかなか自分では気づけません。
そこで、グループワークの直後に振り返りと相互フィールドバックを行い、無意識の行動がチームにどんな影響を与えたのかを知る機会をつくます。

「リーダーシップのお手本」として上級生が授業を運営
前年度にリーダーシップ・プログラムを受講した上級生が、学習アシスタントとして授業を運営。
同じ経験をした先輩が受講生のリーダーシップ発揮をサポートすることで、「挑戦してみよう!」と思える環境を作ります。
同じ経験をした先輩が受講生のリーダーシップ発揮をサポートすることで、「挑戦してみよう!」と思える環境を作ります。
ワンキャンパスだからできる
学部学科横断の学び
2025年度よりリーダーシップ・プログラムは希望する新入生全員が履修可能。学部学科を横断した多様なメンバーが同じチームで学びます。このような交流ができるのは、全学部学科が一つのキャンパスに集約されたワンキャンパスの甲南女子大学だからです。
実践を通じて、効果的なリーダーシップを発揮するのに必要な、
- 「論理思考力」や「質問力」
などのスキル - チームやメンバーの成長を促す
「振り返り」や「フィードバック」のスキル
を身につけることができます。
自分らしさを発見!
「新リーダーシップ」教育を
通して成長できたこと
私の意見も誰かの役に立つと気づき
自信につながりました。
受講生
文学部 日本語日本文化学科
M・Yさん 4年
※2025年3月時点

私はこれまで、人前で話すことが苦手でした。率先して動ける人になりたいという想いと、先輩からのすすめで、リーダーシップ科目を履修。授業では、自分が普段何気なくとっている行動もリーダーシップのひとつだと学びました。最初は、自分の考えに自信がなく、発言することも苦手でした。しかし、友人から「おもしろくて良い意見。私には思いつかない」と言ってもらったことがきっかけで、私の考えも誰かの役に立つと気づき、自信になりました。将来はアナウンサーやテレビ局員など「人に何かを伝える仕事」に就きたいので、積極的に人に質問し、また人の話を丁寧に聞いて、たくさんのことを吸収しながらこの授業での学びを活かしたいと思います。
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人への伝え方や行動力など
娘の成長に驚きと嬉しさを感じています。
ご家族H・Yさん

娘は幼い頃から、あまり話をしないおとなしい子でしたが、この授業を受けはじめてから、自宅でも授業の話をしてくれるようになりました。人に何かを伝えるときも、的確にわかりやすく話せるようになりました。コミュニケーションの質が向上しただけではなく、何でも自分から率先して行動できる力も身につき、より主体的になった娘の成長に驚きとともに嬉しさも感じています。人とのコミュニケーションは社会のどこでも必要なので、この経験を活かしてくれることを願っています。自分の夢にたどり着くためには、時間もかかるだろうし、失敗も多くあると思いますが、そのプロセスを大事にして、自分で納得する人生を歩んでほしいと思います。
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互いに認め合い、支え合う環境で、学生が自信を持って成長しています。
教員副学長
(リーダーシップ教育担当)
I・S 教授
(リーダーシップ教育担当)
I・S 教授

「新リーダーシップ」教育は2017年に始まり、今年で9年目を迎えます。この教育プログラムは、「自分を変えたい」「成長したい」と考える学生が、確実に自信をつけられるよう設計されています。特に大切なのは、自分の何気ない行動が、実は周囲の役に立っていると気づくこと。その気づきが自信につながり、「もっとリーダーシップを発揮してみたい」という前向きな気持ちを生み出します。このため、授業では学生同士が互いに支えあい、挑戦を後押しする雰囲気を大切にしています。「新リーダーシップ」について学べる大学はいくつかありますが、すべての新入生が学科を超えたクラスで1年間学べるのは本学ならではの特徴です。今後はこの教育を通じて、本学の学生が社会人や他大学の学生、高校生などと切磋琢磨できる機会をさらに増やしていきたいと考えています。
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リーダーシップ・プログラム「基礎レベル」
受講者アンケート
※2024年度前期末授業アンケート:回答268件のうち、5件法で「非常にそう思う/そう思う」の合計の割合
甲南女子大学が考える「新リーダーシップ」
全員が認め合い、
全員が認め合い、
ともに成長。
強みを活かして社会でも
私らしく活躍する。
今までのリーダーシップ

1人が先頭に立って、
チームを引っ張っていく
チームを引っ張っていく

各々の得意なことを強みとして活かし、
活躍することでチームの目標を達成する。
活躍することでチームの目標を達成する。
身につけた力をさまざまな場面で発揮!

甲南女子大学では、
「新リーダーシップ」を発揮する
場面が多くあります。
「新リーダーシップ」を発揮する
場面が多くあります。

自己分析、グループ討論、
面接のすべてで役に立つ
面接のすべてで役に立つ

組織のさまざまなメンバーと
力をあわせて成果を出す
ことができる
力をあわせて成果を出す
ことができる
大学生だけでなく、
社会人になっても成長できる
社会人になっても成長できる

すべての新入生に「新リーダーシップ」科目の受講を推奨することとなった2025年度に、リーダーシップ教育センターを設立しました。本センターは、学生一人ひとりが自分らしい「新リーダーシップ」を発揮し、組織や社会に貢献できる力を育むことを目的としています。
本センターでは、「新リーダーシップ」科目の運用を支援し、カリキュラムや授業内容の評価・改善を行うとともに、他大学や高校、企業などを含む学内外の組織と連携し、より実践的な学びの機会を提供します。また、「新リーダーシップ」教育の研究・開発にも取り組み、最新の知見を取り入れながら教育プログラムを進行させていきます。本センターは、すべての学生が「新リーダーシップ」を発揮できるよう、今後も学びの環境を充実させていきます。