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主催する「子ども学」講演会をご紹介します。
「子ども学」講演会は参加費無料・事前申し込み不要のどなたにでも参加いただける会です。
各年度の講演会についてはこちらから。
2009年度
第68回「子ども学」講演会 2009年12月3日
保育の質と子どもの発達
日本の多くの家庭にとって家庭外の保育は一般的なものとなり、多くの親が乳児期から就学前までに何らかの保育施設に子どもを預けています。そこで、"保育の質が子どもの発達にどう影響するか"ということを、アメリカ国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)がおこなった最新の乳幼児期の調査結果や日本の保育現場での経験をもとに考えてみます。
プレゼンター:菅原 ますみ(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授/発達心理学)
パネリスト:中村 啓子(社会福祉法人 甲南愛育会 甲南保育園 園長)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)
第67回「子ども学」講演会 2009年11月5日
就学前の親子の支援について考える
児童福祉法の改正により、市町村が本格的に地域の子育て支援に取り組む時代がやってきました。従来、私事と考えられてきた子育てに、地域や行政がなぜ関わらなければならないのでしょうか。また、どのような関わりが求められているのでしょうか。そこから現代の親子の様子を考えてみます。
プレゼンター:山縣 文治(大阪市立大学生活科学部人間福祉学科教授/子ども家庭福祉)
パネリスト:赤西 雅之(甲南女子大学総合子ども学科教授/保育学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)
第66回「子ども学」講演会 2009年10月15日
子どものこころとからだの発達と障害
「発達障害」。文科省の調査(2003年)によると通常学級児童の6.3%が発達障害児に該当するということで、社会的な関心が高まっています。発達障害は、生得的なものと考えられていましたが、最近では乳幼児期の対応によってその後の発達に大きな差が出る可能性が明らかになっています。そこで、子育てや保育にとって大変重要なからだやこころの発達とその障害について考えます。
プレゼンター:榊原 洋一(お茶の水女子大学人間発達教育センター教授/小児神経学)
パネリスト:佐藤 眞子(甲南女子大学人間科学部心理学科教授/臨床心理学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)
第65回「子ども学」講演会 2009年7月9日
情動知能が子どもを伸ばす
相手の情動(感情)に気づいて一緒に喜んだり、悲しんだりする。 自分の情動を調整して静めたり、楽しくしたりできる。 自分の情動を相手に伝えて自分を理解し、受容してもらう。 このような能力を情動知能と呼びます。情動知能は人の一生をとても楽しいものにしてくれます。 子どもたちの情動知能を育むこころみについて考えます。
プレゼンター:松村 京子(兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科教授/小児発達科学)
パネリスト:原田 亮(甲南女子大学総合子ども学科教授/国語教育)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)
第64回「子ども学」講演会 2009年6月18日
子どもの社会性はどのようにして育つか
近年、いろいろな場所で人間関係がうまくいっていない、どうもぎくしゃくしているなどということが聞こえてきます。こうした人間関係は大人になってから突然現れてくるものなのでしょうか。講演では、発達初期に展開される母子間の相互作用のあり方から社会性とその萌芽について考え、母親のどのような行動が子どもの情動表出や発声と関係しているのか、また子どものどのような行動が母親の反応を引き出しているのかを探ります。
プレゼンター:河合 優年(武庫川女子大学教育研究所 子ども発達科学研究センター教授/乳幼児発達学)
パネリスト:小林 登(東京大学名誉教授/小児科学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)
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