甲南女子大学 国際子ども学研究センター
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主催する「子ども学」講演会をご紹介します。
「子ども学」講演会は参加費無料・事前申し込み不要のどなたにでも参加いただける会です。
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2011年度

第80回「子ども学」講演会 2011年12月15日

子育て・子育ちの基本について考える
〜アタッチメントと子どもの社会性の発達〜

近年、社会性を始めとする子どもの種々の心の発達において、養育者あるいは保育者・教師等と子どもとのアタッチメントが果たす重要な役割に対して、多大な関心が寄せられてきています。今回は、そのアタッチメントということを中核にして、それが真に意味するところは何か、またなぜ重要なのかを概説しながら、子育てと子育ちの基本について考えてみたいと思います。

プレゼンター:遠藤 利彦(東京大学大学院教育学研究科准教授/発達心理学・感情心理学)
パネリスト:小林 登(東京大学名誉教授・日本子ども学会理事長/小児科学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)


第79回「子ども学」講演会 2011年11月10日

ロボットから読み解く乳幼児の発達

ロボットは乳幼児のように未熟な存在です。両者とも限られた知覚機能と限られた運動能力をもとに、環境とのかかわり合いを通して社会性を獲得していきます。その発達にはどのような仕組みが必要なのでしょうか。周囲はどのようにはたらきかけてやればよいのでしょうか。「発達するロボット」を創ることを通して、「発達する乳幼児」を見つめます。

プレゼンター:長井 志江(大阪大学大学院工学研究科特任准教授/ロボット工学・認知発達学)
パネリスト:梅ア 高行(甲南女子大学総合子ども学科准教授/保育心理学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)


第78回「子ども学」講演会 2011年10月6日

災害と子どもたち
〜阪神・淡路大震災の経験から〜

子どもたちの心が変わってきた。それは自然に接することがなくなった分、特に感じられる。私はカワ(川)ンセラーになって、あちこちの川を見て周った。危険と称して、川には子どもが殆ど接しなくなった。今度の東日本大震災で自然の側からの猛攻撃があった。自然はただ優しいのではない。時には厳しすぎる姿も見せる。それが自然の真の姿なのだ。

プレゼンター:山中 康裕(京都大学名誉教授・京都ヘルメス研究所所長・浜松大学大学院教授/心理臨床学・精神医学・総合河川学)
パネリスト:香川 豊(甲南女子大学総合子ども学科教授/近代哲学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)


第77回「子ども学」講演会 2011年7月14日

災害と子どもたち
〜阪神・淡路大震災の経験から〜

東日本大震災で大勢の子どもたちが被災したことが報道されています。今、そうした子どもたちにどのような支援が必要なのでしょうか。阪神淡路大震災の経験から、災害は子どもたちのこころにどのような影響を及ぼすのか、そして、子どもたちのこころの健康を守るとはどのようなことかを考えます。

プレゼンター:井出 浩(関西学院大学人間福祉学部教授/児童精神医学)
パネリスト:山上 榮子(神戸学院大学人文学部人間心理学科講師/臨床心理学・発達心理学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)


第76回「子ども学」講演会 2011年6月16日

子どもの睡眠障害が意欲・学力低下を招く!
〜眠りが脳を創り・育て・守る〜

胎児の脳は眠りに始まり、眠りの中で生後に経験する様々な現象の蓄積に必要な情報網を構築します。生後も巨大なヒトの脳を育て、働きを守るのも眠りの役割です。「子どもたちの眠りを守る」ことは健やかな脳(心と体)を育て、守ることと同じです。眠りをおろそかにされた現代の子どもたちの脳(心と体)が心配です。

プレゼンター:三池 輝久(兵庫県立リハビリテーション中央病院 子どもの睡眠と発達医療センター長/小児睡眠障害・小児神経学)
パネリスト:上田 理恵子(甲南女子大学生活環境学科准教授・マザーネット代表/ライフスタイル特論)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)


第75回「子ども学」講演会 2011年5月19日

乳幼児の発達とメディア
〜小児神経学の立場から〜

乳幼児は様々な五感からの刺激を受けて発達をしています。とりわけ視覚情報からの刺激は大きな役割をもっています。一方、近年の視覚情報としてのマルチメディアの発達は著しく、子どもへの影響は生理学的、心理的、高次脳機能的などの領域に及んでいます。子どもとメディアとの関わりについて考えます。

プレゼンター:二瓶 健次(東京西徳洲会病院小児医療センター/小児神経学)
パネリスト:坂井 滋和(早稲田大学国際情報通信研究センター教授/視覚表現)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)


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