甲南女子大学 国際子ども学研究センター
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主催する「子ども学」講演会をご紹介します。
「子ども学」講演会は参加費無料・事前申し込み不要のどなたにでも参加いただける会です。
各年度の講演会についてはこちらから。

2013年度

第92回「子ども学」講演会 2013年12月5日

子どもの成長 〜おもちゃと遊び〜

子どもの遊びとおもちゃとの関係性、保育というフィルターを通して見ることで得られる遊びの意義、発達に及ぼす重要性に迫ります。
おもちゃが内含する多角的なアプローチを試みることによって、今失われようとしている「感じる力」と「表現する力」を育てることに主眼を置き、両者がはぐくむ人との繋がりや絆にも触れていきます。

プレゼンター:多田 千尋(芸術教育研究所 所長/東京おもちゃ美術館 館長)
パネリスト:前田 豊稔(甲南女子大学総合子ども学科准教授/美術教育学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)



第91回「子ども学」講演会 2013年11月14日

お稽古からたしなみへ―女学生文化の系譜―

「八重の桜」の新島八重や新宿中村屋を創業した相馬黒光。彼女たちが「明治のハンサムウーマン」といわれるのはなぜでしょうか。旧制の女学生文化のひとつの特徴は、知識や学問的な教養だけでなく、稽古事や身体作法を通した「たしなみ」を重視していたことです。明治の女学生から現在までつながる「もうひとつの教養」の系譜をたどりながら、現代における教養の意味を再考したいとおもいます。

プレゼンター:稲垣 恭子(京都大学大学院教育学研究科教授/教育社会学)
パネリスト:池田 太臣(甲南女子大学文化社会学科准教授/若者文化論)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)



第90回「子ども学」講演会 2013年10月10日

子どもに命の営みを感じさせるために

身近な自然は、子どもが生きていく(遊び)ために、とても大切なことです。それは、身近な自然には命がたくさんあるからです。五感をつかい、生きものを感じ、季節を感じることで、子どもは豊かに育っていきます。子どもにとっての自然の持つ意味、大人たちの役割について考えてみます。

プレゼンター:小泉 昭男(小泉造園代表 元保育士 庭師/保育経験を生かし全国で園庭づくり)
パネリスト・司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)



第89回「子ども学」講演会 2013年7月11日

子どもに生命を開く動物絵本

ピーターラビット、ミッフィー、ぐりとぐら、絵本にはウサギ、クマ、ネズミといった多くの動物たちが登場します。不思議なことには、人間が主人公の絵本よりも動物が主人公の絵本の方が圧倒的に多いのです。なぜこれほど動物が絵本に描かれているのでしょうか。子どもが動物絵本を通して成長することを考えるとき、子どもには動物を必要とする深い理由があるのではないでしょうか。この理由とはいったい何か考えてみたいと思います。

プレゼンター:矢野 智司(京都大学大学院教育学研究科教授/教育人間学)
パネリスト:武藤 節子(社会福祉法人 子どもの家福祉会 本山北町あすの保育園園長)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)



第88回「子ども学」講演会 2013年6月20日

教育の質を支える参照基準の考え方〜大学生に何を身に付けさせるか〜

日本学術会議は、文科省の審議依頼を受けて、2010年に「回答:大学教育の分野別質保証の在り方について」を取りまとめた。その中で、21世紀という時代の求める変革を若者たちに託すために、それぞれの分野の学びの本質を問い直すことを提案し、日本学術会議自らその作業を進めている。期待される大学生像・大学教育へのインパクトのみならず、初等中等教育や職業との接続などについて、「回答」取りまとめの責任者をお招きして考えます。

プレゼンター:北原 和夫(東京理科大学大学院科学教育研究科教授/科学教育)
パネリスト:西尾 新(甲南女子大学総合子ども学科教授/人間発達論)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)



第87回「子ども学」講演会 2013年5月23日

関わり合いの中で知力を育む〜協調学習へのいざない〜

今教育の世界では、子どもたちひとりひとり、新しい課題をみつけ、解き方を工夫して、納得の行く答えを見つけ出す知力の育成が求められています。そのための一つの方法が協調学習と呼ばれる手法です。ICTやロボットなど新しい技術や道具もうまく使ってひとりひとりの学ぶ力をどう育てるか、ご一緒に考えたいと思います。

プレゼンター:三宅 なほみ(東京大学大学院教育学研究科教授/学習科学・認知科学)
パネリスト:石渡 正志(甲南女子大学総合子ども学科教授/理科教育学)
司会:一色 伸夫(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科教授/子どもメディア学)






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