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2023年度に実施した「子ども学」講演会をご紹介します。
「子ども学」講演会は参加費無料・事前申し込み不要のどなたにでも参加いただける会です。
(各年度の講演会についてはこちらから)
2023年度
第126回「子ども学」講演会 2023年10月19日(木)
「発達の地図」と「作戦会議」~保育園や学校での子どもの夢中を応援する作業療法~
私たちは作業療法士として、赤ちゃんから高齢者まで「障がいの有無にかかわらずヒトが自分らしく遊び学び生きること」をお手伝いしています。子どもと向き合いたいけど、どうしたらいいのかな?と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。発達障がいと診断される子どもや学校にいかない子ども、そして心を病んで仕事にいけなくなってしまう先生たちが増えています。
少子高齢化が進み、経済規模が縮小し、価値観が急速に多様化していく中で、皆さんの悩みは日本中の多くの大人が抱えている悩みでもあるのです。作業(Occupation)とは、正しく訳すと「何かに夢中になること」です。
作業療法士は「面白い」や「楽しい」から子どもの力を広げていく専門職で鵜。保育園でも学校でも「発達の地図」や「作戦会議(CO-OP)という道具を使って、子どもが夢中になることをサポートしています。私たち一緒に未来への希望を描きましょう。
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■プレゼンター: 特定非営利活動法人 はびりす
代表理事・作業療法士 山口清明氏
作業療法士 奥津光氏
■司会:西尾 新(甲南女子大学 総合子ども学科 教授)
第120回「子ども学」講演会 2023年12月7日(木)
「なんでやねん!」を集めよう
~オンブズパーソンだったわたしが 子どもたちから教えてもらったこと~
みなさんは「人権」や「権利」にどんなイメージを抱きますか? なんか難しいこと?まじめな人が考えること?やさしさ?おもいやり???
社会生活を営んでいると多くの問題に直面しますが、 わたしたちはそれらを「人権」課題と捉えることがあまり得意ではないようです。
「あなたにはあなたらしく生きる権利がある!」と言われても、 「いやいや、そんなたいした人間では…」となんだか恐縮してしまいます。
実はわたし自身もこれまで人生の大半をそのようにして生きてきたのですが、 子どもの人権救済機関に携わることで、改めて「人権」、 とりわけ「子どもの権利」について考えることができたように思います。 本日はそんな話をみなさんと共有できたらと思います。
■プレゼンター:堀家由妃代(佛教大学教育学部)
■司会:西尾新(甲南女子大学 総合子ども学科)
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