2025年7月24日(木)・25日(金)の2日間、
甲南女子大学にて甲南女子中・高等学校および
雲雀丘学園中・高等学校との
高大連携講座「和の暮らしを楽しむ」を開催しました
本講座は、農林水産省近畿農政局が推進する
「関西 食の『わ』プロジェクト」メンバーである
生活環境学科の「濵口ゼミ」が取り組む
「和食文化継承プログラム」の一環として開催されました
衣・食・住・自然・スポーツなど
生活に密接に関わる幅広いテーマから
「和」の価値を考える講座として、
生活環境学科の教員による講義を通じて、
和食文化の歴史や日常生活との関わりについて理解を深めました
また、かつお節削り体験を通して、
素材の扱い方やだしの大切さを学び、
五感を使って「和の食文化」に触れる貴重な経験となりました
調理実習では、昆布と鰹節を用いただし作りや、
だし殻の活用による副菜の調理、
伝統的な「室礼(しつらい)」を意識した配膳など、
和食の奥深さとSDGsの視点を掛け合わせた内容が展開されました!
実習には大学生が指導補助として参加し、中高生の学びをサポートしました
試食会には秋元学長、池田学部長、
生活環境学科の教員および大学生も参加し、
世代を超えた交流を通じて、
和食の魅力を共有する温かなひとときとなりました
そして、講座の締めくくりには、
中高生が各班ごとに調査・考察した内容について発表を行い、
各専門分野の教員が講評を加えることで、
学びを振り返りながら理解を深める時間となりました
参加した中高生からは
「かつお節削りが初めてで貴重な体験となった」
「大学生に教えてもらえたので調理が分かりやすかった」
「発表を通じて自分の考えを言葉にできて達成感があった」
といった感想が寄せられ、
「和の暮らし」の奥深さと楽しさに触れる充実した2日間となりました
※この講座は日本フードスペシャリスト協会の
「令和7年度啓発活動推進事業」として助成を受け、
名誉フードスペシャリストである濵口郁枝教授が企画・運営しました。
雲雀丘学園中学校・高等学校HP
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