みなさん、こんにちは
多文化コミュニケーション学科です
夏休みも終了し、授業が開始しました
多文化ではどのような授業を受けているのかなぁと思われる方も多いと思います
多文化コミュニケーション学科での授業を色々とご紹介いたします
まず今週は「異文化間コミュニケーション入門」という野崎先生の授業についてです
(早速、改装され新しくできた国際学部共有教室を使われていました)
授業について学生さんに伺いました
Oさん
この授業では、文化背景が異なる人々とのコミュニケーションで生じる
誤解や対立などについての考え方や、それに対する応じ方について学んでいます。
授業では、主にミニゲームやワークショップなどの疑似体験を行います。
そして、そこから生まれた疑問などを全体で共有、解決していきます。
時に、考えもしなかった意見が出てくることもあり、文化や価値観の違いを感じられ、
毎回とてもワクワクします。
今日の授業では、トランプを使ったシミュレーションゲームを通じて、
異文化が出会う時にどんなことが起こるのかを学びました。
Nさん
今回の授業ではトランプゲームをして、私は2回負け、
負けた人は移動するルールで2回移動してしまうことになりました。
最初違うチームへ移動したとき、ゲーム終了時にカードを見せ合うと
勝った人のカードは自分のものと全然違い不思議に感じました。
移ってきたチーム内について理解し始めましたが、自分のやり方は変えずにしてみました。
チーム内では少数派となった体験をしましたが、不安や疎外感を感じました。
このようなことは現実においてもたくさん起こることだろうけど、
日本人として他国で過ごす経験が無かったこともあり、無意識に見過ごしている気がしました。
文化背景が違っても必ずしも多数派に合わせればいいというわけでは無いはずなので、
少数派にも目を向け、自分自身の価値観をはじめから押し付けるようなことはしたくないと思います。
今回の授業では、カードゲームから多数派少数派について読み解いて
理解を深め分析しておられたようですね
多文化コミュニケーション学科は、言語を学べるだけでなく、
社会で起こる事柄にどう向き合うか、考え行動することなども学べる学科です
次回もどうぞお楽しみに