甲南女子大学 ブログコレクション

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学科日誌 多文化コミュニケーション学科

多文化☆多文化コミュニティ・新長田フィールドワーク

こんにちは

多文化コミュニケーション学科です

いままで言語に関する授業をたくさんご紹介しました

今回は、日本に住む"外国にルーツを持つ人たち"への支援をフィールドワークを通して学ぶ授業についてご紹介したいと思います

この授業を受講している2回生のKさんのレポートをご紹介します



外国にルーツをもつ子どもの学習支援活動を行なっている私たち2回生野崎ゼミは、
その子どもたちの多くが暮らしている神戸の新長田でフィールドワークを行いました。


ケミカルシューズの工場や、ベトナム寺院「和楽寺」を訪問、見学させて頂いたり、
歩きながら朝鮮初級学校、ベトナム食材店など新長田の街並みを見て回りました。


ベトナム寺院「和楽寺」は、私が知っているお寺とは全然違い、派手に装飾が施されていました。
仏像などは全てベトナムから持ってきたものであり、光の装飾は仏の知恵や、
明るい未来を表しているそうです。

また、翌日には200人ほどが集まる「花祭り」があるというのを聞いて、
ここが神戸に暮らすベトナム人の方々の「居場所」なんだと思いました。

そして、私たちが活動させていただいている教室を、
支援する子ども達の「居場所」にしてあげたい、
どうすればそういう場所を作ることができるのか、
と、とても考えさせられました。


このフィールドワークを通じて、私たちが支援する子ども達にはどのような背景があり、
どのような環境で暮らしているのかを学ぶことができました。
この学びをふまえて子ども達とよりいい関係を築き、よりいい支援をしていきたいと思います。


Kさんは、授業からだけではなく、
ボランティア活動を通して外国にルーツを持つ人たちを支援されています

来日して1~2年程で日本語にハンデのある子どもたちを対象に
サタデークラスで受験勉強のサポートなどをされています

子どもたちの生活背景や、ニーズを考慮しつつ、
信頼関係を築くことから学ぶことがたくさんあったそうで、
そんな支援活動から、「挑戦してみること」の大切さを実感しているそうです



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