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学科日誌 メディア表現学科

【メディア表現学科】教員著書のご案内

メディア表現学科の編集・インターネットゼミの水野勝仁先生が著者の一人になっている2015年刊行の書籍『UI GRAPHICS』。こちらは、インターフェイスに向き合うデザイナーたちの実践と思考を記録した本ですが、新版が10月に出版されました。

新版には、水野先生が2015年版に書いた「GUIの歴史:私たちがデザインしてきたインターフェイスは常に身体の中にあった…」「メタファー、ボタン、テクスチャ、色面、ピクセル 」が再録され、あらたに「思考とジェスチャーとのあいだの微細なインタラクションがマインドをつくる」が掲載されています。是非、ご一読ください。

水野先生からのコメント

「マインド」を変えることは、世界の捉え方、世界そのものを変えていくことであり、この変化が「インターフェイス」を基点にしてヒトと世界とのあいだで起きているのではないかと思いつつ、私は今回のテキストを書きました。現在からつながるヒトの未来に興味がある人に、読んでもらえると嬉しいです

以下、amazon 紹介文抜粋

──スマートフォンの浸透により、アプリやウェブを介したあらゆるサービスが私たちの生活に深く入り込み、ひとつの社会基盤を作るまでになった。
…インターフェイスは人々と環境のあいだを繋ぎ、新しい関係を作り出す。デザインはその関係を促進させ、楽しさや魅力を与えることができる。
…インターフェイスデザインには大きな創造の可能性があると共に、人々の生活に根付き、その身体や精神に深い影響を及ぼすという、新たな責任も発生しつつある。
…デザインの改善が、ビジネスの上昇に結びつき、社会の問題解決に結びつく、私たちはそんな時代を生きている。(序文より)

本書は、インターフェイスに向き合うデザイナーたちの実践と思考を記録した、2015年刊行の書籍『UI GRAPHICS』の新版です。すべての事例と論考を一新しました。世界の優れた実例と、この領域に携わる研究者および実践者の知見を、並行してインストールすることができます。巻末には、様々な考察の記録として、前版『UI GRAPHICS』に収録したテキストも再録。豊富なビジュアルから最新のトレンドや手法を「見て」学び、その背後で生れつつある新しいデザイン思想と根底の哲学を「読んで」学ぶ。進化するフィールドに対応した、ベストプラクティス集です。

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