甲南女子大学 ブログコレクション

甲南女子大学

学科日誌 メディア表現学科

映像表現研究ゼミ卒業研究上映会

映像表現研究ゼミ教員の池谷薫です。今年も卒業制作の映画が完成しました。

きのうはゼミ内の上映会で、11名のゼミ生が2年間の努力の成果を披露しました。僕のゼミは企画から撮影、編集、仕上げまで、30分程度の作品を原則ひとりで制作します。テーマもジャンルも自由。フィクションでもノンフィクションでもかまいません。ゼミ生たちには社会に出る前にこれだけは向き合っておきたいというテーマに挑戦してほしいと伝えています。

ところが不思議なことに、毎年ゼミ生の多くが自分や家族にカメラを向けるセルフドキュメンタリーをテーマに選びます。進路を決める大切な時期だから、みんなもっと自分のことを知りたいのでしょう。研究、サークル活動、就活、恋愛… どこを見てもドラマが溢れています。

もっとも学生がつくる映画は何を撮っても自分という存在が色濃くあらわれます。なのでうちのゼミのモットーは、「カメラを持った。見えてきたのは自分だった」… 他者を鏡としながら自分自身を見つめるのです。すると面白いことが起きます。作品の中に作者自身の成長が刻み込まれてしまうのです。こんな映画、どこを探しても他にありません。

下記は、3本の作品のタイトルと概要です。2/26~3/3 三宮のギャラリー「SAGA」で甲南女子大学文学部メディア表現学科の卒業制作選抜展が開かれます。うちのゼミ生からも数本出品する予定なので、興味を持った人はぜひお出かけください。2/26は僕とゼミ生がギャラリー当番を務めます。
この卒業制作が未来の自分を励ます存在であってほしいです!


『父、木になる』
「生まれ変わったら木になりたい」…。そう言い残して15年前に病気で他界した父。その悲しみを乗り越え、健康の大切さを伝えるため奮闘する母。そんな家族をつなぐ一本のダブノキが我が家の庭にある。父はどんな人間だったのか、今だからこそ聞けるそれぞれの想い。父の姿を追い求めることで見えてきた家族の姿とは…。

『夢現 ーユメウツツー 』
私はよく夢を見る。怖い夢も、幸せな夢も、どこか現実より鮮明で、目が覚めたあとも頭から離れない。そして私はその夢を妄想の域にまで膨らませる。天に穴が開き、大きな赤ん坊が落ちてくるというような…。夢と現実との境目がわからなくなってしまった私は、そのことに恐怖を感じ、自分が見た夢に決着をつけるため恩師のもとへ向かう。

『チア! まちの映画館』
元町商店街の一角にある小さな街の映画館・元町映画館。「みんなで作り、みんなで運営する」をモットーに、人と街と映画を繋いできた。たがコロナ禍以降の観客減少で存続の危機に立たされている。学生応援団〈映画チア部〉の一員として活動を続けてきた私は、魅力と課題が重なり合うミニシアターの「今」にカメラを向けた。


甲南女子大学文学部メディア表現学科・卒業制作選抜展

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