甲南女子大学 ブログコレクション

甲南女子大学

学科日誌 看護学科

オンライン授業を実施しています

 こんにちは 看護学科です
 新型コロナウイルスの感染の影響を受け、前期セメスターの期間はオンライン授業を行っています。これから少しずつ感染防止策を取りながらの活動も開始される予定ですが、講義の基本となっているオンライン授業について看護学科の様子をご紹介いたします。

 本学では、4月20日から、学内の学習支援システムであるキャンパススクエアでの課題提示型の授業を開始し、5月11日からは、教員からのフィードバックや小テストを受けられるよう、Moodleという学習支援システムやZoomという同時双方向型のテレビ会議システムを追加して授業を展開しています(写真①)。

 看護についての学習は、教員による講義を受けるだけでなく、対象者へのケアの実践について演習を行って学ぶことが必要です。
そこで、各科目のオンライン授業では、あらかじめ学生の自宅に演習で用いる物品を送付し、授業当日はそれらを用いて学生が少しでも実践的な学習ができるようにするなど工夫を凝らしています。
 オンライン授業であっても、さまざまな年齢・さまざまな健康状態にある方に対して、「安全な方法」で、「ご本人の思い」を尊重し、「安楽な状態」をつくりだせるケアの基本を実践的に学べるような演習を行っています。
 写真②、③は、臨床実践看護学演習Ⅰの採血のデモンストレーション風景です。学生に、教員の手元の操作が見えるよう、カメラの高さや位置を確認しながら行っています。このあと学生は、大学から送られた物品を実際に使ってカメラの前で部分的ですが実践し、カメラを通して教員の指導を受けます
 このように、オンラインでの遠隔授業にはなりますが、現在、さまざまなシステムを活用して、受講生の様子を確認しながら授業を実施しています
  
 今後、しばらくの間、学習環境が万全でない逆境の中で、在籍される学生の方の健康を最優先にした方法を模索しながら、学習を支援していきたいと思っています。そして、一日も早く登学が再開され、学生の皆さんの元気な姿を拝見できることを願っております

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