みなさん,こんにちは医療栄養学科です。
本日の管理栄養士入門は,尼崎総合医療センターより,
柳田理恵先生にお越しいただきました。
主に,病院における管理栄養士の業務(給食業務,栄養管理業務)を,
丁寧に教えていただきました。
また,病院というと命を救う“急性期医療”をイメージしやすいですが,
支える・寄り添う“慢性期医療”についてもご説明いただきました。
みなさん,こんにちは医療栄養学科です。
本日の管理栄養士入門は,尼崎総合医療センターより,
柳田理恵先生にお越しいただきました。
主に,病院における管理栄養士の業務(給食業務,栄養管理業務)を,
丁寧に教えていただきました。
また,病院というと命を救う“急性期医療”をイメージしやすいですが,
支える・寄り添う“慢性期医療”についてもご説明いただきました。
★給食業務
「患者さんの病状や検査値などをみて,適切な栄養管理を行うことは,
栄養の知識があれば,医師・看護師・薬剤師でも行える。
嚥下や咀嚼,摂取状況を把握し,
患者さんやご家族の食事に対する思いをくみ取ったうえで,
食事という形に落とし込めるのは栄養士だけ」
というお言葉がたいへん印象的でした。
管理栄養士にとって,給食業務も重要な仕事のひとつです。
★栄養管理業務
病棟担当栄養士の業務,ICU(集中治療室)における栄養管理業務,
NST(栄養サポートチーム)専従業務内容を教えていただきました。
患者さんの気持ちに寄り添い,
日常性の維持と満足度を高める工夫が重要だとおっしゃっていました。
また,病院栄養士になって良かったこと,
学生へ貴重なアドバイスをいただきました。
アドバイスの中に,
「『○○はするけど,××はしない。できなくてもいい』と,仕事を選ばないこと,
どちらかだけということはなく,すべての仕事ができて管理栄養士である」
というお話がありました。
4年間で学ぶことはすべて,将来につながる重要な内容です。
学生の意欲はさらに高まったことと思います。
ディスカッションでは,「自分の興味以外のことも取り組む」,
「食事で病気を改善できることは素晴らしい」,
「自分を決めつけることをやめる」,「思い込みに気を付ける」
「患者さんに合った食事を提供する」など,
さまざまなキーワードが挙げられました。
早いもので,現場で働く管理栄養士の先生に貴重なお話を聴く授業は本日で終了です
毎回,学生はレポート用紙いっぱいに感想を書きました
入学時より視野が広がり,興味・関心の幅が広がったようです
これから過ごす大学生活で,管理栄養士に必要な知識,技術を身に付け,
社会にはばたくことが楽しみになったことと思います