1月6日に三重県の英虞湾に行きました。「浜揚げ」と呼ばれる真珠を取り出す作業を見学しました。
この冬は、12月に気温が急に下がったために、いつもよりも早く作業がはじまり、もう終わっていました。それでも、この日の見学のために、アコヤ貝を残していただきました。毎日、その日に真珠を取り出す分だけ、遠く離れた別の湾から運んでくるそうです。手間のかかる仕事です。
ふだんの作業は、アコヤ貝から身を取り出して、機械で丁寧に砕いて、底に沈んだ真珠を取り出します。形が真円(球)で、薄いピンク色の、キズのないものが出てくると、「アコヤ貝が、ようがんばったな、と、涙が出てくるぐらい嬉しい」と思うそうです。