甲南女子大学 ブログコレクション

甲南女子大学

学科日誌 多文化コミュニケーション学科

多文化☆誠信女子大学留学だより

こんにちは
多文化コミュニケーション学科です。
今回は韓国の誠信女子大学から帰国したばかりの3年生より
留学体験記が届きましたのでご紹介します。
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私は、2016年8月から、2017年6月までの10ヵ月間韓国の誠信女子大学校に交換留学しました高校生のころから韓国に留学したいという気持ちが強く、大学入学後に韓国語の勉強を始めました。
交換留学は韓国人学生に交じって韓国語で何かを勉強するという点が特徴ですが、外国人である私は、初めての異国の地での履修登録に困惑しました履修登録ができる時間になり、1秒後にはほとんどの授業が定員に達してしまい、事前に聞きたいと思っていた授業を履修することができませんでした
先輩や誠信女子大学校の先生、甲南女子大学に留学していた誠信女子大学校の学生、トウミの学生にアドバイスをもらい、前期は外国人向けの授業を履修することになりましたパワーポイントを使っての発表や、レポート提出、スピーチなど、授業で様々なことに取り組みました後期は、前期の失敗を生かしながら履修登録を進めていき、幾つかの授業を履修することに成功しました。
しかし、私は授業についていくことができず、寮に戻ると毎日予習復習に追われていました。討論や発表がある授業では、自分の出来なさに失望し現地の学生に圧倒されてましたが、だからといって諦めていては駄目だと思い韓国人学生に自ら質問したり、授業中に発言するという小さなことから変えてみました。
すると、教授も学生も私を気にかけてくれるようになり友人もたくさんできました。また、自ら先生を頼ることによって、先生も私を頼ってくださり、誠信の学生に日本語を教えるボランティア、寮の資料の日本語翻訳の作業、送迎会での代表挨拶などを任されました。自分の失敗と向き合い、次に生かすことを意識し、結果自分の成長に繋がりました

寮は大学のキャンパスから徒歩10分以内の距離にあり、学校周辺は飲食店やカフェマートなどが何軒もあり、不便なく生活することができました。
部屋は二人部屋で外国人や日本人など同じ国同士の学生がルームメイトになるように多少の考慮はしてくれますが、その年の学生の状況によって、外国人と共同生活をすることもあります。実際、私も中国人の学生と半年間同じ部屋で生活をしました。当初は戸惑い、文化の違いを受け入れることが難しかったです
しかし、今では多文化を吸収する良いきっかけになり、また会話力向上に役立ったと感じます。休日には、留学に行く前から韓国で行きたいところ、したいことのリストを作っていたため、友人と様々な場所に足を運びました

留学を通してまず、語学力が著しく伸びました留学に行く前に受験した韓国語能力試験では4級でしたが、帰国後は最高級である6級に合格することができましたまた、家族と離れて生活することによって改めて家族の支えがあることのありがたみを実感し、友人と悩みを共有することによって、より親密な仲になれました。
留学期間で語学力の成長はもちろんのこと、積極的に何事も向上心を持って取り組むようになりました。
初めは語学力を伸ばしたくて留学に行きましたが、最終的には自分の良いところを伸ばし、悪いところを改善することができた10ヵ月になったのではないかと思います。
もし今、留学に行きたいけど迷っているのなら勇気を出して行ってほしいし、誠信女子大学校への留学を私は心からお勧めします

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