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学科日誌 多文化コミュニケーション学科

多文化☆CCELクライストチャーチ校留学だより

こんにちは!
多文化コミュニケーション学科です
今回はこの夏にニュージーランドから帰国した学生から
留学体験記が届きましたのでご紹介します
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「留学を通してできた一生の思い出」
今まで訪れたことがないということをひとつの理由として留学先に決めたニュージーランドは広大な自然があふれる穏やかな国でした。クライストチャーチはニュージーランドの南島に位置し、その中でも比較的大きい方の町です。しかし市街地から車で15分、20分と走っていけば、羊や牛、馬などの酪農動物をたくさん目にすることもできます。私はここで、一生忘れないであろう人々に出会いました
約1年間通ったCCELでは、基礎英語を学ぶGeneral Englishの他にも、IELTSとケンブリッジ英検の準備コースや主にリーディングや英語でのプレゼンテーションを鍛えることのできるコースなど、長期間通っても新しい英語を学び続けることができました中でもケンブリッジ英検の準備コースでは、自分の英語力が一番向上したと同時に、かけがえのない仲間たちにも巡り合うことができました
コース内容としては毎日おびただしい数の新出単語や慣用句表現に直面し、自然と自宅での復習時間も増え、平日はいっぱいいっぱいの日々を送っていた時もありました。そんな時、クラスメイトと一緒に問題に取り組んだり励まし合ったりしてつらい時期を一緒に乗り越えていきました
週末になると一緒にモーニングやブランチを食べにカフェ巡りへ行ったり、3連休には遠出をしてハイキングへ行ったりなど、勉強のことを少し忘れて楽しい時間も一緒に過ごしました。ケンブリッジ英検のコースは12週間だけで、その後は各々違うクラスへ行ったり、CCELを卒業したりしたのですが、時間を見つけてまた一緒にご飯へ行ったりホームパーティーをしたり、私が帰国する直前には思い出づくりに雪山へスノーボードに連れて行ってくれました。一緒にいた期間は1年もなかったけれど、内容のないことで盛り上がったりそれぞれ出身国の話をし合ったり、勉強を励まし合ったりと、とても濃い期間だったなと思います

留学を終えて私が感じたことは語学力の向上はもちろんでしたが、新しい環境への順応性と多文化共生の面も大きかったということです。ニュージーランドは移民の国であり、様々な国から来た人々が暮らしています。そのため国々の文化の違いを目にし、それを理解したり、時には注意したりしてお互いがお互いを尊重しあう日々を送っていることに気が付いたし、実際に自分もその生活が送れていたと思います
メインであった英語学習に関しては日本で英語を学んでいた頃よりも英語の成り立ちを根本的に理解することができました。私は到着して間もない頃、現地の人の英語は聞き取れたけれど自分で文章を作れず、しっかりと話せなかったことが問題でした。けれど、授業で触れる英単語の幅を増やしたり、文法を根本的に理解したりすることによって自分のスピーキング力にも自信がつき、たくさん話せるようになったしそのおかげで毎日がもっと楽しくなり、もっともっと英語を話したいと思うようになりました
留学という経験は、他の何物にも代えられないものだと思います最初は自分のできなさに落ち込むこともあると思いますが、私はそれがバネになって勉強を頑張れたし、文法に自信が付き始めてからはずっと楽しい毎日が続きました。想定していた通り1年という期間は本当にあっという間に過ぎたし、一日一日を大切に過ごそうと思っていても、たまには怠けたくなる日もありました。けれどそういう日も含めてすべてが日本にいてはできない経験だと思ったし、自分の視野も多方面で広がったように思います。誰もがみんなできる経験ではないと思うので、留学できるチャンスがあるのなら迷わずそれを手に取ることで、語学力だけでなく人間的にもたくさん成長できる期間を過ごすことができると思います

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