社会貢献のニュース
学外団体との社会連携活動の状況について
- 2021.03.24
- お知らせ
◆本学では、学外の団体と連携したさまざまな社会連携活動を行っています
社会や地域の問題の解決を図る活動、地域の団体やイベントの補助、学会や団体の役職など、本学教員や学生は、地方自治体や企業などの学外団体と連携したさまざまな活動を行っています。社会貢献課では、そうした連携活動の状況を把握し、適切な支援を行うことで、学内の社会連携活動に対する機運をさらに高めることを目的として、学内で調査を行い、CCR(Community Connections Register:地域連携活動一覧)を作成しています。
◆本学の連携活動の例
本学の社会連携活動のうち、2020年度に大学ホームページのニュース記事や、学科のブログで紹介された主な活動についてまとめました。個々の記事については、「記事」の欄をクリックしてご覧いただけます。活動名称 | 連携先 | 内容 | 主な担当 | 記事 |
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おふろ部 | 神戸市・ノーリツ | 適切な水利用の推進 | 中野ゼミ (生活環境学科) |
「おふろ部」で3年生が活躍! 「おふろ部」で生活環境学科3年生がまたしても「イチオシ」獲得! 中野ゼミが産官学連携イベント「いたみでCOOL CHOICE~おふろに入って暖かく過ごそう~」を実施 |
オリジナル食品の開発など | 阪急百貨店 西宮阪急店 | 食品の開発、お菓子作りのデモなど | 濵口ゼミ (生活環境学科) |
生活環境学科3年生の活躍「クックパッドクラブ」&「西宮阪急とのコラボ」 生活環境学科3年生の活躍「西宮阪急とのコラボ」続報 |
Mymizuチャレンジ | 神戸市・象印マホービン | マイボトルの利用でペットボトルごみを削減 | 中野ゼミ (生活環境学科) |
神戸市・象印マホービンと産官学連携協定を締結します。 甲南女子大学が神戸市および象印マホービンと産学官連携協定を締結 -- 使い捨てプラスチックごみ削減に向けマイボトル利用を促進 楽しみながらペットボトルを何本削減できるかチャレンジ -- 国内初、産学官連携による「mymizu(マイミズ)チャレンジ」をスタート ~マイボトル利用促進に向けた産学官連携協定に基づく取組み第1弾~ |
ナレッジキャピタル大学紹介ブース | 大学都市KOBE!発信プロジェクト | 神戸の大学として、魅力を発信 | 対外協力センター/国際英語学科 | ナレッジキャピタルの学科紹介ブース!!! 【社会貢献課】大学都市KOBE!発信プロジェクト特別講義シリーズに参加しました |
食育活動 | 大阪ガス | 小学校での食育 | 濵口ゼミ (生活環境学科) |
【生活環境学科】産官学連携事業|大阪ガス株式会社との連携事業~大学生によるだしを使った料理レシピ~に協力 大阪ガス株式会社との連携事業のご紹介~大学生によるだしを使った料理レシピ~に協力 |
Mラボ課題解決ラボ | 神戸新聞社 | 企業の問題の解決策を提案するコンテスト | 佐伯ゼミ (文化社会学科) |
【表彰情報】2020年度『Mラボ課題解決ラボ』グランプリ獲得の佐伯ゼミ(学生プロジェクト団体)が 森田学長を表敬訪問しました |
◆2020年度社会連携活動調査から
CCR作成のために今年度行った調査では、全部で168件(全回答183件から、複数の回答者による重複分を除いた)の連携活動についての情報が集まりました。その情報をいくつかの項目で集計した結果をご紹介します。担当学部・組織別割合(回答168件中)
全学部で活動が行われています。最も数の多い医療栄養学部は、自治体・学会・団体の理事、委員などの活動が含まれます。
なお、「その他」の中には、グラフ内に挙げられている以外の部署によるものと、複数の学部・部署によるものが含まれています。
学生参加の有無(回答168件中)
学生が参加する、または学生の参加が可能な活動は、全体の44%ありました。
グラフには出ていませんが、「学生参加有り」の中で最も多い学部は人間科学部で、28件(26%)でした。
連携先(件数:複数回答有)
連携先の種類によって分類しました。(複数回答可)
「学術・研究機関」、「国・地方公共団体・官公庁」、「地域」が並んで上位を占めています。今後、「企業」との連携も増えていくことが予想されます。
活動区分別(件数:複数回答有)
活動の種類によって区分しました。(複数回答可)
全体では「学術団体等」との連携活動と、「生活」、「地域」に関する活動が多くなっています。
◆社会や地域に貢献するために
これらの活動には、よりよい社会の実現のために世界共通の目標となっているSDGs(持続可能な開発目標)にも関連する活動が数多く含まれています。SDGsについては、近年日本でも急速に関心が高まっており、本学でも取り組みの強化を図っているところです。これからも社会貢献課では、大学の特色を生かして地域や社会に貢献できるように、また、学生の学びの機会となるように、本学の社会連携活動の推進に努めてまいります。