甲南女子大学|KONAN WOMEN'S UNIVERSITY

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【国際学部 多文化コミュニケーション学科】マレーシアと⽇本の国際交流を甲南⼥⼦⼤学で実現

  • 2025.12.22
  • 教員・学生の活動

 甲南女子大学 国際学部 多文化コミュニケーション学科では、10月31日(金)、「マレー・インドネシア語Ⅱ」の授業に、マレーシア教育省から派遣されたクチン北科学学校(略称:SAKURA校)の生徒5名および大阪府立水都国際中学校の生徒5名をゲストに迎え、本学でマレー・インドネシア語を学ぶ学生10名との交流会を行いました。
 甲南女子大学は、関西でマレー・インドネシア語が学べる唯一の女子大学です。今回の交流は、大阪ガス国際交流財団が後援を行う"Cultural Exchange Program in Kansai, Japan"の一環として実現しました。

 当日は、学内のBookカフェ”Soleil”や図書館など本学の各施設を活用し、学生とゲストが自己紹介やディスカッションを行いながら交流しました。全員が1人1分ずつ順番に発表し、それぞれが相手の言語に配慮しながら交流を深めました。
 SAKURA校の生徒たちは、日本の文化に強く惹かれて日本語の勉強を始めたことや、日本の「礼儀」「努力」「調和」という価値観を尊敬し自分の人生でもそれを大切にしたいと思っていること、お好み焼きやカレーなどの日本料理が大好きで初めて食べた柿もとてもおいしかったこと、などの話をしてくれました。
 水都国際中学校の生徒たちからは、マレーシアを訪れた際に文化や歴史とともに人々の温かさを学んだこと、素晴らしい体験をさせていただいた分、日本でもいい時間を過ごしていただきたいと思っていること、マレーシアで食べた揚げバナナがおいしかったこと、などの話がありました。
 本学の学生たちは、学んでいるマレー・インドネシア語をいつかマレーシアに行って使ってみたいと思っていることや、浴衣や花火の説明、日本でぜひ行ってほしいお勧めの場所、などの話をしました。

 その後、グループに分かれて昼⾷をとり、紙風船やけん玉で遊んだり、ゆかたの着付けを体験してもらった後、日本を代表する建築家・村野藤吾が設計した本学図書館にてゆっくり過ごしていただき、交流会を終了しました。

 生徒、学生たちの笑顔が、交流会の充実を物語っています。言語だけでなく互いの生活や文化についても理解を深める国際交流の機会とすることを目的として実施した交流会でしたが、温かい国際交流会が行えたことを嬉しく思っています。

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