在学生・学内の方へのニュース
【表彰】メディア表現学科/高尾 俊介准教授が文部科学省 令和7年度「いーたいけんアワード(青少年の体験活動推進企業表彰)」において、優秀賞を受賞
- 2026.02.10
- 教員・学生の活動

① いーたいけんアワード(青少年の体験活動推進企業表彰)の概要
いーたいけんアワード(青少年の体験活動推進企業表彰)は、文部科学省が主催し、企業が社会貢献活動の一環として実施した青少年(おおむね18歳以下)向け体験活動のうち、教育的意義および社会的価値の高い優れた取組を顕彰する制度です。企業が自社の強みや専門性を生かして参画する教育CSR活動を全国に広く紹介することで、体験活動の普及と質的向上を図り、論理的思考力や創造性、問題解決能力など、次世代を担う子どもたちが社会を主体的に生き抜く力を育成することを目的としています。表彰は、文部科学大臣賞、優秀賞、特別賞、奨励賞の各区分で構成されています。
② 取り組み内容・役割
受賞に関する取り組みとして、展覧会「ICC キッズ・プログラム 2024 キミ( ).コード( ).セカイ( )」を、ICC学芸員の鹿島田知也さんとともに共同キュレーターとして企画しました。企画立案、展示コンセプトの設計、出品作品の選定に加え、メインビジュアルの共同制作、会期中に実施された関連イベントおよびワークショップの構成にも携わりました。ジェネラティブアートおよびクリエイティブ・コーディングに関する制作実践と研究の知見を基盤に、規則性、ランダム性、自律性、数学的構造といったプログラミング的要素を、来場者の年齢や理解段階に応じて体験的に理解できる展示導線として設計しました。メディア・アート作品の鑑賞と操作を往還する中で生まれる相互作用を手がかりに、段階的に思考が深まる体験を構築し、展覧会全体を通して論理的思考と創造的表現が結びつく場となることを意図しました。
③ 受賞コメント(高尾俊介先生)
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]は国内のメディア・アート分野における大変歴史ある美術館です。今回携わった企画が教育的および社会的意義の観点から評価されたことを、個人としても大きな意味を持つ出来事として受け止めています。
AI活用が急速に進展する現代、情報処理の多くが自動化される一方で、論理的・手続き的に物事を捉えるプログラミング的思考や、ゼロから発想を立ち上げる人間の創造性の重要性は、むしろ一層高まっていると実感しています。文学部の教員として本学着任当時から、コンピュータ言語を自然言語の延長として扱い、プログラミングを詩作や工芸など他の表現手段と同様に、作り手の感性を表現するためのメディアとして捉える実践を行ってきました。こうした人文学と計算的表現を架橋する視点には、教育と表現の両面において、なお多くの可能性が残されていると考えています。今後も実践を通じて考察を深め、発信を続けていきたいと考えています。
○ いーたいけんアワードWebページ
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/2025/index.html
○ICCプレスリリース
https://www.ntticc.or.jp/ja/press/2026/press-announcement-of-icc-kids-program-2024-received-the-excellence-award-on-2025-excellent-company-taiken-award/
○ 展覧会Webページ
https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2024/icc-kids-program-2024-you-code-world/
○NTT東日本プレスリリース
https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20260129_01.html











