「ラムネシア」と「サイダネシア」という、全く異なる架空の二つの文化に分かれて異文化交流をしたらどうなるか?
異文化間コミュニケーション論という授業で、異文化間のカルチャーショックを疑似体験するシミュレーションのアクティビティを行いました
物静かで相手との一定の距離を置くことで敬意を払う「ラムネシア」の学生たちは、
初めて出会うサイダネシアの人々をゲストとして歓迎しようと準備していましたが、
明るく陽気で、相手との距離が近く「民族衣装」をまとい、
元気にハキハキと挨拶をする「サイダネシア」側の学生たちに、戸惑いを隠せません
逆に、「サイダネシア」側の学生たちは、ラムネシアの人々の態度をよそよそしいと感じ、
自分たちは歓迎されていないと悲しい気持ちになっていました
基本的に異文化に関心を持つ学生が多い多文化コミュニケーション学科の学生ですが、「異文化交流は必ずしもうまくいくとは限らない」体験に、少々ショックを受けたようです
しかし、これもまた、異文化理解のためにとても大切な学びなのです
それでは、異文化間のコミュニケーションでは、どうすればいいのでしょうか?
これ以降の授業で、異文化間コミュニケーションで起こることを理解し、そこで必要なものの見方、考え方、姿勢について学んでいきます