甲南女子大学 ブログコレクション

甲南女子大学

学科日誌 多文化コミュニケーション学科

多文化☆多文化フェスティバル深江でボランティア!

こんにちは、多文化コミュニケーション学科です

9月下旬より、後期が始まりました

大学では、サーマルカメラチェックや授業中の換気など、
感染症対策を講じながら、対面式とオンライン授業の併用で授業が行われています
先生方や学生の姿があちこちに見られるキャンパスって、やっぱりいいですね


前期期間中(4月~7月)は大学の外で行う学習を全くできませんでしたが、
後期期間では、しっかり感染予防対策を行いながら、学外でフィールドワークを行う実習も始まりました

野崎先生の3年ゼミでは、前期にテキストなどを通じて学んだ多文化共生の課題を、
大学が立地する東灘区という身近な場で生じている問題として考えるために、
多文化フェスティバル深江でボランティアを行いました

学生は、受付でプログラムを配布したり、民族衣装の試着コーナーで顔出しパネルの準備をしたり、
楽しく防災について学べるゲームを行ったりと大活躍

来場した小さい子どもには、目線を合わせるために、子どもの背の高さまでしゃがんで優しく話しかける様子も見られました

ボランティアの合間には、ベトナムの揚げ春巻きやネパールのビリヤニ(スパイスと肉の炊き込みご飯)などをいただき、食べることから多文化を体験しました

多文化フェスティバルには、地元に住む外国人の姿も見られ、会場のあちらこちらから、
(おそらく)スペイン語やポルトガル語、ベトナム語など、日本語ではない言葉がたくさん聞かれました

午後からは特別企画「地域の多文化のいま」に参加しました

近年地域に増えてきているネパールの人たちのことを理解するために、
日本で暮らすネパール人の方をゲストに招いて、
東灘区のまちづくりに関わっている住民の方々や、日本語教室の主催者、外国人支援団体の方々などと一緒に、
社会的背景や日本での生活課題、文化や宗教についてのお話しを聞きました
互いに気になりながらも、なかなか知り合う機会がないのが課題ですが、
今後は、例えば「食」を通じた自然な交流の機会を作ること、
日本人の側が「やさしい日本語」を使うことを心がけることも重要だと気づかされました

学生も、「外国人当事者の声をきちんと聞かないと、本当に必要なことはわからないのだとわかった」と、改めて地域の多文化共生の課題について学びを深めた様子でした

今後も感染症対策に気を付けながら、大学の外に出て、地域で多文化を感じていきたいです

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