みなさん,こんにちは。医療栄養学科です。
兵庫県多可町と地域連携協定を結んでいる甲南女子大学は,この度,地域創生・食育活動“ジビエの会”を開催しました。
この活動は,管理栄養士として,「いのちをいただく」ことの貴重な体験を得るとともに,
地域活性化の取り組みの一旦を知ること,
さらに,ジビエ料理の商品化に向けたレシピ開発,
ジビエの解体を通した食育活動プログラムの考案を目的としています。
学生は,この日に向けて,“ジビエ肉を使ったレシピ”を考案しました。
また,ジビエ肉の取り扱いにはたいへん注意を要することから,専門教員よるレクチャーが行われ,
衛生管理について知識を深めて臨みます。
学生21名,教員10名はスクールバスに乗り,八千代区の“ネイチャーパーク・かさがた”へ!
猟師の方による鹿1頭,猪1頭の解体を見学しました。
その後,学生考案レシピのプルコギ,赤ワインソース,ベリーソース,トマトとバジルのソース,
八千代区で穫れた菊芋・ヤーコンを使ったジビエカレー,教員お手製の佃煮を調理し,試食しました。
「部位によって軟らかさが違う」「このソース,ジビエに合う」などの声が飛び交うなか,料理を評価しました。
大切ないのちをいただいて,生かされていること,
また,大切ないのちをおいしく調理し,また感謝していただく姿勢は,食のプロとして必要不可欠であると感じます。
八千代区やネイチャーパーク・かさがた,猟師の方々のご協力のおかげで,たいへん充実した一日を過ごすことができました。
ありがとうございました。