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学科日誌 看護学科

基盤実践看護学実習 その2

みなさん、こんにちは看護学科です。
今日は、前回に引き続き、8月下旬から9月中旬に行われた基盤実践看護学実習(その2)をお伝えします

2年次の「基盤実践看護学実習Ⅱ」では、8日間の病院実習で一人の患者さんを受け持ちます。学生は、受け持ち患者さんがよりよく生きるために必要な看護について、計画・実施・評価という一連のプロセスを実践します。そこでは、看護技術の演習で身につけた、患者さんの身体を温かいタオルで拭いたり、食事が一人で食べられるように助けたりする看護技術が生かされます。

学生は、各施設の実習指導者さんや教員とともに患者さんと関わることで、その人の抱えるさまざまな思いに気づいていきます。その気づきは、患者さんが安心してその人らしく生活を送るために必要な援助の手がかりとなるので、学生は日々の気づきをふまえ、試行錯誤を繰り返しつつ実践します。
その結果、患者さんから「学生さんがいてくれるから安心やわ~」など、嬉しいお言葉をいただくことができた時には、学生たちの表情はとてもキラキラと輝き、より一層成長した姿に見えます。

実習最終日の学習成果発表会は、学生が司会・進行を行い、主体的に運営していきます。グループ毎に実習の体験を通して学んだことを発表し、積極的にディスカッションすることで、看護に対する考えをさらに深めていきます(写真1、2)。

また、発表会には、各施設で学生たちをご指導くださった実習指導者の皆様もお招きしています。実習指導者の方々からも学生の頑張りに対するお褒めの言葉をたくさん頂戴し、学生たちはより一層看護を学ぶ意欲が湧いてきたようでした(写真3)。
また次の実習に向けて、この秋からの勉強もしっかりと頑張っていきましょうね~

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