甲南女子大学 ブログコレクション

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学科日誌 多文化コミュニケーション学科

多文化☆留学生への日本語学習サポート!

こんにちは

多文化コミュニケーション学科です


きょうは2年生の湯淺先生のゼミにて行われている活動をご紹介したいと思います

2年生のゼミは「行動演習」という名前でもあります
学外への活動を向けて、資料収集や調査などをし、多文化的学びをする授業です


まずはWさんから届いたレポートをご紹介します



私たちは湯浅ゼミに所属し、様々な活動を行っています。
その内容とは⽇本語を母語としない方々に日本語を教えるお⼿伝いをすることです。
たくさんの活動がありますがその為に研究や日本語の勉強をしています。
前期の活動だけでも易々と10 時間を超える活動をしています。
今回はその中で関⻄外語専門学校にて⾏った活動を紹介させて頂きます。

関西外語専⾨学校にはたくさんの留学⽣が在籍され、⽇本語を勉強しています。
私たち湯浅ゼミのメンバーは日本語で行うフリーカンバセーションを行わせて頂きました。
そこでは3 ⼈から4 ⼈の⽇本人である私たちに対して、8 ⼈程の留学⽣に対して私たちが⽤意した教材を利用し日本語でコミュニケーションを取るという活動です。
この⽇のために私たちは何度も図書館に集まり、文献や参考になる問題集に⽬を通しながら⼀⼈⼀⼈教材作成に励みました。
フリーカンバセーションは⼆度ありましたが、⼀度⽬に私は絵しりとりをするための資料を作成しました。
実際に行ってみると、絵しりとりでは⽣徒さんによっては日本語と絵に描きたい物が⼀致せずとても苦労しているように⾒えました。
⼆度⽬のフリーカンバセーションには坊主めくりをアレンジした「かるた」の様なものを作成しました。
こちらのゲームはとても易しく、単語⼒を確認することができました。
そうして⼀度⽬の反省を⼆度⽬にすぐに活かせることができとても嬉しかったです。

後期に私たちは関⻄外語専⾨学校で実際に授業をさせて頂きます。
前期に⾏ったフリーカンバセーションは、授業を⾏わせて頂くのに⾮常に良い経験となりました。
外国語を学ぶ同じ学⽣として彼らの為に何ができるかと考えておりましたが、⽇本語に向き合う彼らの姿をみてまだまだ努⼒が⾜りない事、現在勉強している中国語に対する姿勢を改めて考えさせられました。


湯淺ゼミでは、大阪大学で授業見学をさせていただき、関西外語専門学校で海外からの学生や大人の方たちに日本語を教える活動をしています

そのような学科の学びから、国際交流基金が主催している「日本語パートナーズ」に参加される学生さんもおられるようです

「日本語パートナーズ」とは、インドネシアやフィリピン、ベトナム、カンボジアなど、アジアの中学・高校などの日本語教師や生徒のパートナーとして授業のアシスタントや、日本文化の紹介を行う活動です

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