甲南女子大学 ブログコレクション

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学科日誌 看護学科

第3回 看護職者の成長を支援する講座

こんにちは看護学科です。
看護学科では、開設10周年を迎えた2016年から「看護職者の成長を支援する講座」を開催しています。
本講座は、実習でご指導いただく臨床指導者やスタッフの皆様とともに看護について考えていくことや、これまで輩出した多くの卒業生のキャリア支援を視野に入れて、企画しています。
3年目となる今年のテーマは、「倫理的観点から看護実践を捉え、未来の看護職者を育む」とし、第1講~第3講の3回シリーズで開催しています。
写真は第1講目(11月23日)の様子です
参加者は、本学科の実習でご指導いただく臨床指導者の皆様や学科教員を含む50名でした。

講座の前半は、山中純瑚教授に「看護学教育の動向と実践力を育む本学の教育」、前川幸子教授には「看護実践力を育むための看護教育=共に学ぶ臨地実習=」、後半は、大西香代子教授に「臨床指導者に求められる看護倫理」と題して、ご講演いただきました。
3つの講演は、臨床現場や学生指導の具体的な場面を題材に、学生、臨床指導者、教員が共に学ぶ姿勢を大切にすることや倫理における歴史的変遷を踏まえること、18歳人口が減る2040年、2050年問題など将来を見通していくことなど、これからの看護実践や看護教育を深く考える上で大変興味深い内容でした。
参加者の皆様からは、時間が短すぎるとのご意見もあり、続く第2講、第3講に向けてさらにこのテーマを深めていきたいと思っています。
第2講(12月7日)は、4年生の授業「看護倫理」の総合実習で体験した事例検討の発表会に参加していただきます。
発表会で感じたことから、参加者の皆様と一緒にご自身の看護実践や看護教育について考えてまいります。
どうぞご参加ください(前日12月6日まで申し込み可)
https://www.konan-wu.ac.jp/news/detail.php?id=2445

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