甲南女子大学 ブログコレクション

甲南女子大学

学科日誌 看護学科

各論実習(第2報)

こんにちは 看護学科です。 今回は、3年生の「成人看護学実習」の学内での実習の様子をご紹介します。
成人看護学実習では、青年期から老年期に向かうまでの時期にある成人を看護の対象者とし、あらゆる健康レベルにある対象者とその家族の健康問題に応じた看護援助を学習しています。
実習の形式は、成人看護学実習Ⅰ(慢性的な健康障害を有する対象者とその家族に対する看護)と成人看護学実習Ⅱ(手術療法を受ける対象者とその家族に対する看護)で構成されています。

成人看護学実習Ⅰでの実習風景です。これは、麻痺がある患者に対してベッドからの移動の援助を行っている場面です。実際に模擬患者さん対して、臨床実習と同様に学生が立案した看護計画に従って実践を行っています。

臨床施設から学生指導を担当頂く臨床実習指導者の方々に大学に来て頂いて、行動計画の確認や指導を頂いています。模擬患者さんに実施した看護実践に対して「よかった点、次回にいかすことはどんなこと?」など、助言を頂いて学びを深めています。

成人看護学実習Ⅱでは、手術を受ける成人期にある対象に対する看護について学習します。手術直後の患者に設定したシミュレーターを活用して、手術を受けた身体面の変化をイメージできるよう、実習を行っています。また、退院前の患者を学生自身が演じ、社会復帰に向けた支援について指導します。

このように、できるだけ臨床での実習環境に近づける工夫を行いながら、主体的な学びになるように学習を積み上げています。

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