新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、2021年前期出発「交換・認定留学プログラム」および2020年度春期「海外演習プログラム」の実施可否について現在検討を行っています。10月上旬を目途に、実施可否を決定しお知らせします。

感染拡大が始まった1月以降、本学では、関係省庁、現地大学、旅行会社、危機管理会社等を通じて情報収集を継続して行っています。これらによると、世界的な感染拡大傾向は続いており、一旦減少傾向にあった国・地域であっても再度感染拡大が見られる場合があるなど、引き続き状況を注視する必要があります。また、各国の水際対策も依然流動的であり、入国制限・査証発給停止・渡航後一定期間の自己隔離などを継続している国が多く、国際的な人の往来の点でまだ通常とは程遠い状況が続いています。

また本学では、留学プログラムの実施基準の一つとして、外務省の危険情報・感染症危険情報において原則レベル1以下であることとしています。ただし現在のところ、外務省の危険情報は、全世界に対し「レベル2：不要不急の渡航は止めてください。」が発出されており、感染症危険情報は、本学留学先国・地域のすべてに対し「レベル3：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）」が発出されています。

これらをはじめとする各種状況を踏まえ、留学手続には十分な時間が必要であるということも考慮に入れながら慎重に検討を進めていきます。留学検討中の学生のみなさまには、いましばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。