本学総合子ども学科　教授　八木麻理子先生および、株式会社岩多屋（島根県　福祉事業・リネンサプライ業）、社会福祉法人芳友神戸医療福祉センターにこにこハウスとの3者共同研究として、重症心身障害児（者）、医療的ケア児（者）が利用しやすい『バギーや車いすに乗ったままでもさっと着脱できるアウター』を開発しました。
　現在、株式会社岩多屋にて商品製作およびECサイトでの販売を行っております。※
　開発したアウターの特徴として、「車いすに座ったまま前から腕を通し着脱できる」「胸元の生地が気管切開チューブにあたらない」「胃ろうの操作のためのチャックがついている」「背面に生地がなく、座位保持装置の機能を妨げない」など、重症心身障害児・者、医療的ケア児・者の”困りごと”に対応する様々な工夫を施しています。

なお、本研究は2023/9/8～2023/10/23に行ったクラウドファンディングで目標額を達成し、最初の商品100着を製作しました。その後、株式会社岩多屋が商品製作を継続され、同社のECサイトでネット販売しています。

参考
株式会社岩多屋ECサイト「バギーや車椅子に乗ったままでもさっと着脱できるアウター」

甲南女子大学　人間科学部　総合子ども学科

本件に対するお問い合わせ
甲南女子大学 人間科学部 事務課
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