社会連携のニュース
本学の大学院生・教員の共同研究論文がパーソナリティ心理学の国際学術誌『Personality and Individual Differences』に採択されました
- 2026.11.03
- 教員・学生の活動
【Personality and Individual Differencesの概要】
『Personality and Individual Differences』は、パーソナリティ心理学や個人差研究を中心に、心理学の幅広い領域における研究成果を掲載する国際学術誌です。人々の性格や認知、感情、行動の違いが、心理的な働きや社会的な行動にどのように関係するのかを扱っています。今回、本学大学院生である服部朋花さんの研究成果が同誌に採択され、共感に基づく判断の偏りと、その調整方法の使いやすさに関する知見を発信することとなりました。
【掲載論文の内容、取り組み】
本研究では、誰かへの共感によって生じる配慮の偏りを和らげる方法として、「第三者の視点から考える方法(第三者の視点取得)」と「出来事の捉え方を変える方法(認知的再評価)」を比較しました。212名の実験データを分析した結果、どちらの方法でも配慮の偏りの軽減がみられたほか、普段から他者の立場に立って考える傾向が強い人ほど、第三者の視点を取る方法を使いやすく有用だと評価することが示されました。服部さんが主体として取り組んできたこの研究では、測定ツールの開発から統計分析の工夫まで入念に積み重ねられ、研究指導を通じて支援してきた成果として国際学術誌への論文発表に繋げることができました。
【ご担当星野先生から】
私たちは日常生活の中で、誰かに共感し、その人を助けたいと感じることがあります。しかし、特定の相手への共感が強くなることで、ほかの人への配慮が十分に行き届かなくなる場合もあります。本研究では、こうした偏りを調整する認知的方略について、その効果だけでなく「使いやすさ(ユーザビリティ)」を測定するという新しい視点を導入しました。認知的方略は、効果があるだけでなく、個人にとって無理なく使えることも重要です。服部さんがこの着想を実証研究へと発展させ、国際学術誌で成果を発表できたことを大変うれしく思います。今後のさらなる活躍を期待しています。
『Personality and Individual Differences』は、パーソナリティ心理学や個人差研究を中心に、心理学の幅広い領域における研究成果を掲載する国際学術誌です。人々の性格や認知、感情、行動の違いが、心理的な働きや社会的な行動にどのように関係するのかを扱っています。今回、本学大学院生である服部朋花さんの研究成果が同誌に採択され、共感に基づく判断の偏りと、その調整方法の使いやすさに関する知見を発信することとなりました。
【掲載論文の内容、取り組み】
本研究では、誰かへの共感によって生じる配慮の偏りを和らげる方法として、「第三者の視点から考える方法(第三者の視点取得)」と「出来事の捉え方を変える方法(認知的再評価)」を比較しました。212名の実験データを分析した結果、どちらの方法でも配慮の偏りの軽減がみられたほか、普段から他者の立場に立って考える傾向が強い人ほど、第三者の視点を取る方法を使いやすく有用だと評価することが示されました。服部さんが主体として取り組んできたこの研究では、測定ツールの開発から統計分析の工夫まで入念に積み重ねられ、研究指導を通じて支援してきた成果として国際学術誌への論文発表に繋げることができました。
【ご担当星野先生から】
私たちは日常生活の中で、誰かに共感し、その人を助けたいと感じることがあります。しかし、特定の相手への共感が強くなることで、ほかの人への配慮が十分に行き届かなくなる場合もあります。本研究では、こうした偏りを調整する認知的方略について、その効果だけでなく「使いやすさ(ユーザビリティ)」を測定するという新しい視点を導入しました。認知的方略は、効果があるだけでなく、個人にとって無理なく使えることも重要です。服部さんがこの着想を実証研究へと発展させ、国際学術誌で成果を発表できたことを大変うれしく思います。今後のさらなる活躍を期待しています。













