保証人(保護者)の方へのニュース
兵庫県栄養改善研究発表会で医療栄養学科の学生の研究報告が会長賞を受賞しました
- 2025.06.12
- 教員・学生の活動
研究テーマは「咬合力と食べる速さが小学生の発育に及ぼす縦断的影響」です。
現代の食生活では、加工食品の普及により柔らかい食事が増え、咬合力(噛む力)の低下が懸念されています。本研究では、小学4年生を対象に咬合力、体組成、食べる速さなどを測定し、小学6年生まで追跡調査を行いました。
その結果、4年生の時点で咬合力が低い、または食べるのが速い子どもは太りやすい傾向にあることが明らかになりました。さらに、ゆっくり食べる子どもほど咬合力が上昇する傾向にあることも判明しました。
本研究は、「ゆっくり食べること」の重要性を科学的に証明した研究として評価され、兵庫県民の健康増進に貢献するものと総評をいただきました。
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