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甲南女子大学(医療栄養学科「東根ゼミ」)が兵庫県多可町の特産品「播州百日どり」を活用したレシピ開発に取り組みました|社会連携事業

  • 2025.12.11
  • 教員・学生の活動

甲南女子大学 医療栄養学部 医療栄養学科 東根ゼミでは、兵庫県多可町との連携事業の一環として、地域活性化に寄与することを目的に、特産である「播州百日どり」を活用したレシピ開発に取り組みました。

本学と兵庫県多可町は、多自然地域において、大学が専門分野を活かした活動(情報発信、特産品開発、交流事業等)を通して活力ある地域づくりを推進するため、地域連携協定を締結(2019年3月29日/兵庫県多可町と地域連携協定を締結しました(本学HP))しております。

※「播州百日どり」
多可町は自然豊かな農村地域であり、特産である「播州百日どり」は約100日間かけて丁寧に育てられた鶏で、一般的な若鶏より大きく、うま味が強く、繊維質が細やかで口当たりの良いことが特徴です。

本取組では、現地調査からレシピ開発、官能評価まで一連で取り組みました。多可町にあるJAみのり養鶏所や道の駅・スーパーなどを訪問し、生産の背景や地域食材としての価値についての説明を伺い、播州百日どりを使った料理を試食するなど、多可町の食文化への理解を深めました。
その経験を基に、「高齢者や子どもにも食べやすい」「簡便性」「兵庫県産食材の活用」といった視点を考慮しながら、播州百日どりのうま味を生かしたレシピ開発を行い、その成果がJAみのりの広報誌(ねっとわーくMINORI 2025年9月号)に掲載されました。
また、その成果として、塩焼き・煮物・タンドリーチキンの3つのレシピを用いて、本学で官能評価を実施し、ブロイラーよりもコリコリした食感であるという評価が得られました。その結果をもとに、播州百日どりの特性をより引き出す調理法の検討や新たなレシピ開発に向けての研究発表を行いました。

今回の調査・評価結果を踏まえ、特産である「播州百日どり」の魅力をより多くの方に知ってもらうため、今後も引き続き特産品の魅力発信を通じて兵庫県多可町との連携をさらに深め、地域活性化への貢献を続けてまいります。

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