インタビュー｜多文化コミュニケーション学科｜国際学部｜学部・学科｜学部・大学院

多文化コミュニケーション学科の在学生・内定者・卒業生に、
甲南女子大学の学びや魅力、成長できたきっかけなどを聞きました。

※登場する学生の学年・情報は、インタビュー当時のものです。

PEOPLE

在学生

在学生

内定者

内定者

卒業生

卒業生

在学生 INTERVIEW

A・U さん（ 2 年）

兵庫／私立　神戸龍谷高等学校出身

高校生のときに、JICA関西でインドネシアでの支援を学び、国際課題の解決に興味を持ちました。当時からSDGsについて学んでいましたが、どこか他人事のように感じていました。しかし、学科でのさまざまな活動を通して現場を知り、国際社会に対する責任を自覚。現在はゼミ長としてグループをまとめ、当事者意識を持ち、課題解決に向けて活動しています。

入学を決めた理由

インドネシアという国の現状について理解を深めたいと思い、学科の説明会に参加。英語とインドネシア語を同時に学び、両言語で深く語れることをめざす方針に惹かれ、入学を決めました。

学科で学んでいること

SDGsの観点から、グローバル社会における課題を学んでいます。社会的・文化的背景への理解を深めながら、自分自身の問題意識に基づいて課題にアプローチしています。

M・S さん（ 2 年）

大阪／府立
今宮高等学校出身

異国の文化を知ることで
国際社会における自分の在り方を
見つめ直せました。

言語だけでなく、異文化交流など国際社会の一員としての在り方も学べるのがありがたいです。English caféの学生スタッフを始めてからは、英語を活用する仕事に興味を持ちました。現在は日本語教師の資格取得の勉強をしながら外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援ボランティアを行っています。日本語教育に関わる多国籍企業で働くことが目標です。

学びのホンネ

大学は先生との距離が遠いイメージでしたが、入学直後から気にかけてくださいました。授業では一人ひとりの考えを発表する場も多く、参加している自覚を持って学べています。

内定者 INTERVIEW

日本航空株式会社
（客室乗務員職）内定

M・H さん（ 4 年）

兵庫／市立伊丹高等学校出身

異文化への理解と対応力で
すべての人に
快適な空の時間を届けたい。

中学から力を入れていた英語を生かし、多様な価値観を持つ人々に出会える仕事を考えたときに客室乗務員が思い浮かびました。就職活動時は、ANAルームとキャリアセンターを利用して面接練習をしました。ANAルームは航空業界をめざす人にとって非常に有益なアドバイスをいただける場所です。今後の仕事では、大学で学んだ英語や韓国語はもちろん、異文化理解も大切にしたいと考えています。外国の方や障害者の方など、どのような方にも安全・安心で快適な空の旅を提供したいです。

成長できた！3つのきっかけ

異文化間コミュニケーション入門（※現・異文化間コミュニケーション論）の授業です。たくさんの異文化を知り、対立した際のふるまい方や考え方を学ぶことができました。
他者の価値観を否定せず、自分の意見を主張できる学科の友だちに出会えたこと。日常会話から授業まで、楽しく過ごせました。
オンライン留学で行ったプレゼンテーションです。衝突があったときに、感情的にならず相手の意見を尊重しながら討論ができました。

AGC硝子建材株式会社内定

M・S さん（ 4 年）

兵庫／県立
星陵高等学校出身

2年次にICCO資格取得のフィールドワークに参加したとき、自分の意見の説明をできないことに気づきました。その経験から自らの行動や感情の自己分析を心がけるようになったことが、成長につながったと感じます。「異文化理解」の授業では、国内外に関わらずさまざまな考えを受け入れる姿勢が身につきました。　※ICCO：文化交流創生コーディネーター

私の成長エピソード

高3

中国への留学を目標に多文化を学べる大学へ

中国にかかわる仕事をしていた父の影響で中国語に興味を持ちました。中国への留学を目標に、語学や会話、異文化理解を広く学べる甲南女子大学を選びました。

ターニング
ポイント

韓国人学生の熱心な姿勢に衝撃。
今まで以上に勉強に励むように

２年次に韓国旅行で有名な大学を訪れたところ、多くの学生が図書館やカフェで勉強している姿を見て衝撃を受けました。自分の勉強量を見直し、帰国後はHSK４級の資格を取得。翌年は中国への交換留学生に選抜されました。

今

ボランティアで訪れた国で海外の現状を知りました

国際ボランティアの経験から、普段過ごしている日本の住まいは非常にクオリティが高いことを実感。海外の住環境をさらに良くしたい思いから内定先への入社を決めました。

卒業生 INTERVIEW

加古川市役所勤務

A・I さん

2022年3月
文学部多文化コミュニケーション学科卒業
(現国際学部多文化コミュニケーション)

他者の視点に立ち、
前向きに取り組むことで
市民の方の日常を支えたいです。

上下水道局で、お金の管理や事業計画の策定などの仕事をしています。大学では日本語教員養成プログラムを受講。自分が見ている世界だけが正しいとは限らないことに気づき、物事を多角的に見ることができるようになりました。この経験を生かし、市民のみなさんそれぞれの生活を想像しながら、安心安全な水を届けられるよう日々の仕事に向きあっていきます。

わたしを育てた
甲南女子大学の学び

参加型の講義やプログラムなど、学びを実践する機会が豊富にあります。留学生と語学交流する“TSL（Tabunka Square of Languages）”に参加したり、語学検定を受けたり、市役所や旅行会社のインターンシップに挑戦するなど、やりたいと思ったことを実行する力がつきました。

琵琶湖ホテル
（ウェディングプランナー）勤務

N・O さん

2018年3月
文学部多文化コミュニケーション学科卒業
(現国際学部多文化コミュニケーション)

新郎新婦の想いに寄り添い、
柔軟な考えで理想の結婚式を
サポートします。

ホテルでブライダルプランナーとして、挙式・披露宴の内容の提案や結婚式当日の新郎新婦のサポートをしています。さまざまな想いを持つ新郎新婦の要望をカタチにするためには柔軟な考え方が必要ですが、大学で身につけた、お互いを尊重し合う姿勢、視野を広げて物事を考える力が役立っています。多文化コミュニケーション学科は考えに軸を持った学生が多いため、異なる文化を背景とする外国の方だけでなく、学科の友人との会話なども通して新たな価値観に出会い、刺激しあうことで成長できました。