「子ども学」を学び
広い視野で子どもの発達を支える女性へ
子どもに関する知識を深めるとともに、楽器演奏や絵本の読み聞かせ、工作などを学び、実際に子どもとふれあいながら保育・教育を理解します。幼稚園教諭一種免許状+保育士資格、または幼稚園教諭一種免許状+小学校教諭一種免許状を取得するカリキュラムがあり、入学後に選択できます。
「子どもを学び、子どもに学び、子どもと学ぶ」を合言葉に、音楽表現や遊びの探究、現場での実習など、さまざまなアプローチを通じて子どもへの理解を深める独自のカリキュラムを構成。将来、保育・教育のプロとして、また一人の親としても活用できる、子どもの発達を支える専門的な知識と技術を育みます。
絵本を通じて子供達に育んでもらいたい力、その検討内容を集約した「絵本読み聞かせシート」を作成。絵本の内容だけでなく、そこから広がる遊びの考え方など保育現場で使える力の育成に役立てます。ほかにも外部講師を招いての「読み聞かせ実践会」を行うなど、絵本を活用して学生の力を伸ばします。
子どもにかかわる多彩な学びを生かし、教材メーカーや教育関係の出版社、子ども向けサービスやおもちゃ業界など、保育・教育関連企業への就職を支援。キャリアセンターと連携して、多様な進路希望に合わせたガイダンスを実施しています。
[就職実績] 株式会社赤ちゃん本舗、株式会社ジャクエツ、三起商行株式会社(ミキハウス) など
子どもに関する知識を深めるとともに、楽器演奏や絵本の読み聞かせ、工作などを学び、実際に子どもとふれあいながら保育・教育を理解します。幼稚園教諭一種免許状+保育士資格、または幼稚園教諭一種免許状+小学校教諭一種免許状を取得するカリキュラムがあり、入学後に選択できます。
所蔵された数多くの絵本を使用し、多彩なイベントを開催。「絵本読み聞かせ実践講座」では絵本の選び方や発声のコツなど、読み聞かせに役立つスキルを養います。また、上級生が下級生におすすめの絵本を紹介する「ブック・バイキング」や、人気絵本作家を招いての講演会・原画展なども行います。
総合子ども学科の新たな学びの拠点・10号館が誕生。電子ピアノ・グランドピアノなどの楽器を備えた音楽室や、作業しやすい広々とした図画工作室、大きな鏡やプロジェクターを設置した多目的室(兼体育室・音楽室)など、多彩な施設を用意。子どもとふれあいながら保育・教育を学べる環境が整っています。
ニュージーランド北島のオークランドにある幼稚園で数日間、実際に子供とかかわりながら保育に参加し、講義で学んだ理論がどのように展開されているのか実践を通して学びます。さまざまな乳幼児教育施設と、ニュージーランドの大半の子供が5歳の誕生日から小学校へ入学することをふまえて小学校も見学し、それぞれの特色を理解します。滞在中はホームステイにより日常生活からニュージランドの文化を体験し、博物館を訪れてニュージランドに根差すマオリ文化に対する理解も深めます。なお、海外演習は隔年でニュージランドとドイツで実施を予定しております。
※実施の有無や演習内容は変更になる可能性があります。
神戸市の市民福祉奨励賞を受賞した「甲南子育てひろば」が、新10号館にリニューアルオープン。おままごとのコーナーや1400冊を超える絵本を使用して、より充実した保育体験が可能になりました。学生は授業やボランティアなどで甲南子育てひろばを訪れ、子育て支援の方法を学びます。
地域の幼稚園・保育園の子どもたちや保護者の方を招き、音楽劇などを上演。音楽や体育、造形表現など、授業で学んださまざまな知識を発表に生かします。企画・運営はすべて学生が行い、仲間と協力して一つの舞台をつくることで将来役立つ協調性やマネジメント能力が育ちます。
子どもの発達を支える教材や遊びについて研究し、実際に取り組みます。エプロンをシアター代わりにし、人形をポケットから取り出して物語を展開するエプロンシアターの練習や、フェルトを用いた実習用の名札の工作など、保育の現場で役立つさまざまなスキルを養います。
小学校教員になった卒業生が集まり、情報交換や実践発表を行う研究会。ほかの卒業生の指導を参考にしたり、自分の授業について悩みを相談したりと、大学でのつながりを生かして多様なサポートを活用できます。また、大学教員がアドバイスを行い、最適な指導方法をともに考えます。
保育の歴史上有名なものから現代のものまで、子どもが創意工夫して遊べる質の高いおもちゃを豊富にそろえています。実際にふれておもしろさや楽しさを実感したり、子どもたちが遊ぶ様子を観察したりすることで、子どもの発達における遊びの重要性について理解を深めます。
総合子ども学科では、保育(所)園、幼稚園、こども園、小学校をはじめ、児童福祉施設や民間企業など、多様な進路が選択されています。子どもにかかわる資格や免許の取得をめざせることはもちろん、大学の学びを生かした仕事を選ぶことも可能。多角的に子どもを理解することをめざす「子ども学」の学びは、あらゆる現場での実践に活用できます。一人ひとりの希望を叶えるため、進路の実現に向けたサポート体制を整えています。
読み聞かせの練習などに使える絵本や人形、制作活動のための資材、電子ピアノや楽譜など、幼児教育に必要な小物や教材を取り揃えており、好きな時間に活用可能。PCを設置しているので、授業や自習にも利用できます。同じ志を持つ仲間たちが集まる共用スペースは、互いに意識を高めあったり助けあったりできる場所となっており、ランチなどの歓談の場としても人気です。
幼稚園教育要領に示される「人間関係」のねらいと内容について理解を深めます。幼児期の発達にふさわしい保育実践を考え、実践する方法を身につけます。また、実践された保育を振り返る能力を養います。
子どもと向き合う場面において、重要な役割を持つ音楽。この授業では、少人数指導によるピアノのレッスンを行います。丁寧な指導が受けられるので、初心者でも安心してスキルを修得できます。