学生生活のイベント
第16回メディア祭企画展「地獄のセール メディアとしてのアパレル」
- 12/1 MON 12/5 FRI

◆開催概要
【展示タイトル】第16回メディア祭企画展「地獄のセール メディアとしてのアパレル」
【開場日時】 2025年12月1日(月)〜5日(金) 12:00〜16:00
【展示会場】 甲南女子大学10号館2階 1021教室
【入場料】 無料
【対象】 在学生、卒業生、教職員、一般
【招聘アーティスト】ホリヒロカズ氏
【主催】甲南女子大学文学部メディア表現学科
【企画・コーディネート】松永亮太、中山公子(主催学科講師)
【運営】高尾俊介(主催学科准教授)
◆展示内容
【展覧会紹介文】
メディア祭とは、メディア表現学科の多様な領域と学びの可能性を学内外に紹介するイベントです。過去にはデジタルメディアアーティストや3Dモデラー、建築家を招いてのトークイベントや展示を実施してきました。
今年度は、衣服などのアイテム制作をしながら3つのファッションレーベルを展開するアーティスト・ホリヒロカズ氏を招き、学生にとって身近な「アパレル」を一つのメディアとして捉え直す企画展を実施します。居酒屋で耳にした会話や、街中で目にしたものなど、一見無駄に思えるようなアイディアやプロセスから生まれたアイテムは、流行やコストパフォーマンスが重視される近年のファッションとは異なる「豊かさ」をもたらします。人々のコミュニケーションを誘発する「なんか気になる!」アイテムを通して、アパレルも一つのメディアであると気がつくでしょう。
本展では、アイテム制作のなかで感じた違和感や気づき、選ばれなかった案までも含めて「アイディアが“降ってくる”のではなく“編まれていく”様子」をお見せします。一体「地獄のセール」とは…皆さまのご来場をお待ちしています!
【アーティストプロフィール】
ホリヒロカズ
1983年生まれ。京都造形芸術大学 空間演出デザイン卒業。
現在は刺繍を主な手法としてアイテムの制作をしながら、3つのアパレルレーベル「健康」、「SAU」、「To by For」を展開・運営している。
【アーティストコメント】
「地獄のセール」というタイトルは、大学での打ち合わせの際に刺繍ミシンに貼られていた“地獄”ステッカーと、隣の教室で行われていた“新春初売りセール”のグラフィック制作授業という、偶然重なった2つの出来事から着想を得ています。見えている風景や出来事をつなぎ合わせて、その中で生まれた発見をいろんな技術でかたちにしていく。今回の展示は、そうした普段の制作スタイルと通じるもので、たまたま重なった2つの偶然から、どんなふうに展示として広げられるか、というところに面白さを感じています。
本展示では、そうした偶然を出発点に、技術や素材、プロセスを組み合わせてかたちにしていく試行錯誤の痕跡をそのまま展示します。制作中に感じた違和感や気づき、選ばれなかった案までも含めて公開することで、アイディアが“降ってくる”のではなく“編まれていく”様子を、立体的に見せることを目指します。
【お問い合わせ】松永亮太(甲南女子大学文学部メディア表現学科講師)matsunaga@konan-wu.ac.jp












