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【表彰情報】医療栄養学部/柴田克己教授が「日本栄養・食糧学会 功労賞」を受賞しました。

  • 2022.02.08
  • 教員・学生の活動

医療栄養学部 柴田 克己 教授(基礎栄養学)が「令和4年度 日本栄養・食糧学会 功労賞」を受賞しました。

■ 日本栄養・食糧学会 功労賞
「日本栄養・食糧学会」は、栄養科学ならびに食糧科学の進歩をはかり、国民栄養の向上に寄与することを目的に1947年に設立されました。「功労賞」は永年にわたり栄養科学、食糧科学に関する学問の発展、普及、さらには「日本栄養・食料学会」の発展に貢献した者に授与するものです。

受賞研究題目
ビタミン栄養状態の評価と食事摂取基準策定
Evaluation of Vitamin Nutritional Status and Revision of the Dietary Reference Intakes.

受賞理由
  • 「トリプトファン代謝」研究の第一人者。国内での研究をはじめ、米国NASAのSpace Shuttleを使用した宇宙実験(微小重量力化におけるタンパク質の結晶成長機構に関する研究)に参加するなど、長年にわたり、宇宙環境がラットの補酵素NAD代謝に及ぼす影響についての研究に取り組む。
  • トリプトファン代謝に関する酵素学的研究の活用として、ヒトを用いた栄養学的な研究も展開。「ヒト尿を用いる新しいビタミン栄養評価方法の創成」で、平成24年度 日本栄養・食糧学会の学会賞を受賞した。その後も、尿中の2-オキソ酸の網羅的測定方法を確立し、ビタミンの機能性評価の指標としての可能性を追及している。
  • 甲南女子大学 医療栄養学部の新設に尽力し、2018年度から現在まで同大学同学部教授として教育・研究に取り組む。日本・栄養学会では、近畿支部長、理事を歴任。
  • 社会活動として、日本人の食事摂取基準策定委員会及びワーキンググループ構成員として、第六次改定(1999年度)から連続して2020年度の食事摂取基準の策定に尽力。日本トリプトファン研究会会長、ビタミンB研究委員会委員長を歴任。市民公開講座や管理栄養士の生涯教育などの講師としても、栄養科学の普及活動にも多くの功績をあげている。
  • これらの特筆した取り組みが評価されたともに、日本栄養・食糧学会の発展に大きく寄与したことから、「功労賞」の受賞に至った。

◎ 受賞式および受賞講演は、第74回 日本栄養・食糧学会大会(6/10(金)・神戸ポートピアホテル)にて行われます。

■ 参考・関連リンク集
● 柴田克己教授 プロフィール
● ビタミンのマエストロ 柴田克己(医療栄養学部特設サイト スペシャルコンテンツ)
● 令和4年度 日本栄養·食糧学会各賞受賞者決定のお知らせ(公益社団法人 日本栄養・食糧学会 Webサイト)

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