甲南女子大学|KONAN WOMEN'S UNIVERSITY

看護リハビリテーション学部 理学療法学科

インタビュー

※登場する学生の学年・情報は、
インタビュー当時のものです。

在学生インタビュー A.Tさん(2年)
京都/府立 峰山高等学校出身

A.Tさん(2年) 京都/府立 峰山高等学校出身
「ウィメンズヘルス」の学びを深め
女性に寄り添える理学療法士になることが目標です。

理学療法学のなかでも「ウィメンズヘルス」に興味を持ち、自分なりに調べるなかで、女性の抱える悩みや特有の疾患に対して同じ女性の立場で向きあう理学療法士になりたいと思いました。将来、理学療法士として働く際はウィメンズヘルスの認知度を高める役割を果たしたいです。学びたいことが多く大変ですが、時間の使い方を工夫して取り組んでいます。

私のおすすめ授業

人体の構造演習Ⅰ・Ⅱ

筋や骨、靱帯や腱がどこにどのようについているか、どのような感触なのかなどを学びます。座学に加えて触診の授業もあるため、リアリティをもって人体に対する理解が深められましたし、さらなる知識や技術も身につけられました。

在学生インタビュー A.Tさん(3年)
京都/府立 乙訓高等学校出身

A.Tさん(3年) 京都/府立 乙訓高等学校出身
目標に寄り添えるパラスポーツトレーナーをめざし
資格の取得に励んでいます。

高校時代に部活動で怪我をして理学療法を受けたとき、担当いただいた理学療法士が甲南女子大学の卒業生でした。スポーツにかかわる仕事がしたいと漠然と考えていましたが、生き生きとお仕事をされている姿に憧れ入学を決意。現在はパラスポーツに興味を持ち、アスレチックトレーナーと障がい者スポーツトレーナーの資格の取得をめざしています。これまでの学びの復習・応用を行いながら、これから始まる臨床実習で新しい知識・技術の取得に向けて挑戦していきます。

私のおすすめ授業

運動学

筋肉や関節の構造と機能を学ぶ、人の身体運動を科学的に究明する学問です。人々の体をケアするために欠かせない大切な知識です。人体のあらゆる部位について学ぶので難しくもありますが、夢に直接つながる授業なのでやりがいを感じました。運動学のスペシャリストをめざして、これからも学びを深めたいです。

在学生インタビュー A.Yさん(3年)
大阪/ 私立 香里ヌヴェール学院高等学校出身

A.Yさん(3年) 大阪/ 私立 香里ヌヴェール学院高等学校出身

女性ならではの理学療法が学べる環境で、
患者さんと向きあう力を育んでいます。

高校時代にバスケットボール部の試合でケガを負い、理学療法士の治療を受けました。前向きな声かけで精神面をサポートしていただき、無事身体も回復。私も同じように人を支えたいと思い、理学療法学科へ進みました。学科の魅力の一つは、女性同士で学ぶため、体にふれる実技授業などでは遠慮がいらないことです。筋肉の触診なども練習しやすく、身体の構造の理解に役立っています。また、患者さんと話して治療法を考える授業では、伝え方の重要性を実感。自分の身体で見本を示して説明し、「分かりやすい」と好評をいただいた時は心から嬉しかったです。患者さんの要望を汲み取って治療できる理学療法士をめざして、これからも勉強に励んでいきます。

私のおすすめ授業

理学療法評価学

関節の可動域や筋力の測定など、理学療法士に必要な検査を学生同士で実践して学びます。年次が上がってからは、評価の結果判明した疾患にあった治療法を考えていきます。

内定者インタビュー M.Oさん(4年)
兵庫/県立 龍野高等学校出身

M.Oさん(4年) 兵庫/県立 龍野高等学校出身

社会医療法人 松藤会 入江病院 内定

臨床実習先の病院で、長期間見学・担当させていただいた患者さんに直接お礼と励ましの言葉をいただき、患者さんの回復をすぐそばで支えるやりがいを実感しました。ゼミの先生の勧めもあり、幅広い経験ができる同病院を就職先として志望しました。実習で感じたのは、多職種とのコミュニケーションの大切さ。大学で学んだチーム医療を意識してより良い医療を提供できるよう、成長していきたいと考えています。

国家試験に向けて

毎週はじめにコンピュータを用いた単元ごとのテストを受け、間違えた問題をネット上でいつでも見直せます。知識不足の部分が一目でわかるので、通学電車などで過去の問題を復習し、国家試験に向けて苦手を克服するようにしています。

内定者インタビュー M.Kさん(4年)
兵庫/ 県立 三田祥雲館高等学校出身

M.Kさん(4年) 兵庫/ 県立 川西北稜高等学校出身

地方独立行政法人京都市立病院機構 内定

新生児から高齢者まで、
幅広い患者さんに向きあいたいです。

実習では、患者さんとの対話を通して一緒に目標設定し、それに向けて治療を行いました。感謝の言葉をいただき、いろいろな患者さんを治療できるようになりたいと思ったことが、幅広い診療科がある急性期病院を志望したきっかけです。進路を迷うこともありましたが、ゼミの先生が「少しでも興味があるなら挑戦すべき」と助言をくださいました。先生方の前向きな応援や国家試験勉強のサポートがあり、一緒に勉強や実習に励んだ仲間がいたからこそ夢に向かって頑張ることができました。学びを生かして、新生児から高齢者まで、幅広い患者さんに向きあいたいです。

1年次

理学療法の基礎となる
知識を習得

基礎的な人体の構造を学びました。後の臨床実習で、授業で学んだ筋肉などに関するさまざまな知識が役に立つことを実感。基礎を学ぶことの大切さを体感しました。

POINT

1~2年次は基礎ゼミの先生が、3~4年次は卒業研究ゼミの先生が、定期的な面談などさまざまなサポートをしてくださいました。

2年次

切磋琢磨して
知識と技術を深める

運動学の演習やグループ学習など複数人で取り組む授業が増え、何度も話しあいを重ねて、考えを追究しました。理学療法評価学では、友だち同士で練習しながら理解を深めました。

理学療法計画論(3年次)

先輩や実際の患者さんを相手に評価や治療プログラムを考えます。先生や先輩からのフィードバックを通して自分の改善点が明確にわかり、実習に生かせました。

3年次

試験に向けて
学習内容を再確認

OSCE(客観的臨床能力試験)に向けて、筆記・実技の勉強に励みました。実技は友だちと何度も練習を繰り返しました。先輩が教えに来てくださることもあり、とてもありがたかったです。

POINT

就職活動では、キャリアセンターに履歴書の添削などをしてもらいました。細かな面接指導のおかげで、面接で自分の想いを伝えられました。

4年次

実践を通して
学びの理解を深める

患者さんを相手にする臨床実習は緊張しましたが、患者さんに適したアプローチ方法を考えることができるようになりました。実習を通して、これまで学んだことの理解が深まりました。

総合臨床実習

患者さんが「どうなりたいのか」を意識して対話し、その目標に向けての治療を心がけました。感謝の言葉をいただき、理学療法士としてのやりがいを実感しました。

取得した資格
理学療法士

内定者インタビュー M.Tさん(4年)
兵庫/ 県立 川西北稜高等学校出身

M.Kさん(4年) 兵庫/ 県立 川西北稜高等学校出身

大阪赤十字病院 内定

多様な分野を経験してから専門性を高めたいと、
多くの診療科を擁する急性期病院を選びました。

救急医療に強く興味を持っていましたが、まずは多様な分野を経験してから専門性を高めたいと、多くの診療科を擁する急性期病院を選びました。内定先ではスポーツ外科や小児施設もあり、願ってもない環境です。

1年次

座学を中心に
幅広い知識を蓄える

生理学や解剖学、運動学などの授業を受講。理学療法士に必要となる人体の構造や仕組みについて幅広く基礎的な内容を学びました。スポーツ障害理学療法学を専門とする伊藤先生の授業を受け、先生の作られたスポーツ活動サークルにも参加しました。

POINT

病気やケガからの回復を学ぶ「医療」や乳幼児の発達・成長を知る「子ども」、スポーツ選手のケアや復帰を支える「スポーツ・健康」、高齢者・障害がある方の支援を学ぶ「福祉・行政」など、多様な分野の理学療法を学べます。

2年次

1年次の知識をベースに
評価方法を学ぶ

患者さんの評価(体の状態を判断すること)の仕方や、運動学の応用分野を学びました。1年次に学んだ基礎を元にして応用を学ぶため、難易度が上がったと感じましたが、わからないところは友人や先生方の助けを借りて理解に努めました。

3年次

評価内容からプログラムを
立てる技術を養う

具体的症例を用いて理学療法プログラムを構築することが3年次の目標。臨床実習に参加するための客観的臨床能力試験の実技対策では、学科の友人と繰り返し練習に励みました。本番前は先輩から直接指導していただき、非常にありがたかったです。

スポーツ障害理学療法学

スポーツによる受傷などの疾患について学べる授業。高校時代のサッカー部マネージャー経験から興味を持っていたテーピングの練習も行え、一人で巻けるスキルが身につきました。

4年次

臨床実習や卒業論文に
取り組む

実際に患者さんと接する臨床実習では、教科書とは異なる点や、知らなかったことを多々発見しました。卒業論文の研究テーマは「足関節外反筋力の効果的なトレーニング方法」。スポーツの現場で活用できる効果的な方法を見つけたいと思っています。

総合臨床実習

これまで教科書で学んだ内容を実習で経験し、理論と実際が結びつきます。患者さんを評価することで、技術面と考え方の両面で成長できると思います。

取得した資格
理学療法士

卒業生インタビュー A.Fさん
(2013年3月 看護リハビリテーション学部 理学療法学科卒業)

A.Fさん (2013年3月 看護リハビリテーション学部 理学療法学科卒業)

甲南医療センター 勤務

幅広い分野の学びが
現在の専門分野の業務に生きています。

総合病院に勤め、がんや心臓病の患者さんを担当しています。大学で内部障害や整形外科など幅広い分野を学び、自分の興味を広げ深掘りできたことが、現在の業務の専門性に役立っていると感じます。また、卒業後も大学時代の先生の勉強会に参加でき、就職してからもサポートをしていただけるので環境に恵まれています。

甲南女子大学での成長実感POINT

臨床実習では、理学療法士がさまざまなリスクを考慮して患者さんへの配慮を行っていることを知り、学内演習では経験できない学びがありました。

卒業生インタビュー C.Kさん
(2018年3月 看護リハビリテーション学部 理学療法学科卒業)

S.Eさん (2015年3月 看護リハビリテーション学部 理学療法学科卒業)

伊丹恒生脳神経外科病院 勤務

リハビリテーションと研究を通して
学びたいことが尽きない毎日。

主に脳卒中の患者さんのリハビリテーションをサポートしています。勤務先病院の特色として、患者さんの急性期から回復期にかけて1人の理学療法士が長期で担当します。発症直後から退院までの経過を追えるため、入院当初は歩行できず車椅子で生活していた患者さんが日常生活をできるようになる姿を身近で見ることも。とても嬉しくやりがいを感じます。就職後も臨床と同時に研究を行っていますが、学びたいことがどんどん増えていき充実しています。学べることが尽きないのも、この仕事の魅力だと思います。

甲南女子大学での成長実感POINT

質問しやすい環境だったため、わからないことをうやむやにせず、自分から進んで学びに取り組む姿勢が身につきました。今もわからないことは上司に尋ねるよう意識しています。



卒業生インタビュー S.Eさん
(2015年3月 看護リハビリテーション学部 理学療法学科卒業)

S.Eさん (2015年3月 看護リハビリテーション学部 理学療法学科卒業)

宝塚リハビリテーション病院 勤務

リハビリテーションを通じて
より地域に貢献できるセラピストへ。

回復期の病院に勤めて5年目。病気や事故で損なわれた身体機能の回復や在宅復帰など、一人ひとりのゴールに合わせて治療プランを立て、ともに努力し、達成する喜びを味わっています。患者さんの家屋調査に行く機会が就職1年目からあり、大学で得た知識やスキルが現場で役立つことを実感できました。学生時代は学科の先生の紹介で障害者施設のボランティア活動にも取り組みましたし、先生方の手厚い国家試験対策サポートにも感謝しています。卒業後も先生方との交流や勉強会などがあり、大学とかかわり続けています。今後は回復期だけでなく、急性期や訪問リハビリ、通所リハビリなどで多様な患者さんにかかわり、より深く地域に貢献したいと考えています。

甲南女子大学での成長実感POINT

礼儀や挨拶の仕方、患者さんとのコミュニケーションの取り方など、人として大切なことをたくさん学び、成長しました。大学時代とは社会人になるために勉強する期間だったのだと改めて感じます。

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